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最新PCゲームチェッカー 第27回

ゲームマスター的存在でバトルを演出する「Show Director」など新要素満載

寒さでも死ぬ! 新感覚の雪山バトルロイヤルゲーム「Darwin Project」

2020年01月23日 17時00分更新

文● 市川 ●編集 ASCII

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バトルを盛り上げるゲームマスター的存在「Show Director」

マップの環境を変えてバトルを盛り上げてくれる「Show Director」という11人目のプレイヤーが存在する

 これまで話してきた要素は、バトルロイヤルゲーム経験者ならなんとなく察しがつくことだろう。体温の管理という新要素もそうだが、Darwin Projectにはプレイヤーの意表を突く要素がもうひとつ存在する。

不気味な満月も演出のひとつ

 その要素とは、「Show Director」という11人目のプレイヤーである。このShow Directorは、極寒のバトルロイヤルを盛り上げるゲームマスターといった存在である。ゲームマスター的役割を担う存在として介入できるのだ。

1つのエリアに核爆発を起こすことも可能だ

 10人のプレイヤーが生き残りを賭けた戦いに励む中、11人目のプレイヤーはShow Directorとしてステージ全体の環境を自由に演出できるのだ。1つのエリアを閉鎖するのはもちろん、全エリアに補給物資を出現させる、敵影を表示させる、核爆発を起こすなど、プレイヤーの予想を覆すようなイベントが次々と発生するが、いずれもShow Directorの演出だ。

 今回の試遊では体験できなかったが、Show Directorはプレイヤーレベルが5になるとプレイできる。ゲームマスター的存在が介入する仕様は、従来のバトルロイヤルゲームと異なる面白さといえるだろう。

サクっと遊べる新感覚のバトルロイヤルゲーム

Dawing Projectは、手に汗握る近接戦闘、勝敗を分けるクラス、体温の概念を導入したサバイバル要素が魅力のバトルロイヤルゲームだ。リリースしてまもないが、今後の展開次第では国内でも流行するかもしれない

 Dawing Projectはリリースしてまだまもないタイトルだが、手に汗握る近接戦闘、勝敗を分けるクラス、体温の概念を導入したサバイバル要素が魅力となっている。とりわけ、Show Directorとして試合を演出できるという仕様は、バトルロイヤルゲームにしてはユニークかつ斬新であった。約15分ほどで試合が終わるので気軽にサクッと遊べるのもグッド。今後、新マップや期間限定イベントが導入されるのではないかと予想している。シューター系のバトルロイヤルゲームとは違うゲームをプレイしてみたい、ちょっと息抜きをしてみたいという人に、Dawing Projectをおススメしたい。

作品概要

・タイトル:Darwin Project
・開発/販売:Scavengers Studio
・ジャンル:アクション
・価格:無料(一部課金あり)
・プレイ人数:1~10人まで(現状はソロプレイのみ)

「LEVEL-M0B4-R73X-ROR」

 今回は、PC版をユニットコムのゲーミングブランド「iiyama LEVEL∞」のゲーミングデスクトップパソコン「LEVEL-M0B4-R73X-ROR」でプレーした。主なスペックは、Ryzen 7 3700X、GeForce RTX 2060、8GBメモリー、240GB SSD、1TB HDDという構成で、価格は15万678円(送料込み)からとなっている。本機では、全体的な品質を「EPIC」に設定しても、平均60fps以上でプレーすることができた。Darwin Projectのシステム要件は、以下のとおり。

Darwin Projectの主なスペック
要件 最低 推奨
CPU Dual Core(2.4GHz~) Quad Core(2.4GHz~)
グラフィックス GeForce GTX 660/750 GeForce GTX 970/1060
メモリー 4GB 8GB
ストレージ 6GB 利用可能
OS Windows 7以上

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