このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

CES 2020レポート 第40回

Kingstonは、CESにてGen4対応のSSDやQi対応ゲーミングヘッドセットなどを公開

2020年01月12日 10時00分更新

文● 本間 文 編集●ジサトラハッチ/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Gen4対応のM.2 SSDやUHS-II対応のSDカードを公開

 一方、Kingston Technologyブースでは、現在開発中のMarvell製コントローラを採用したPCI-Express 4.0(Gen4)x4接続のM.2 SSDや、最大312MB/sの転送速度を実現するUHS-II規格に準拠したSDカード/microSDカードを展示した。

 同社が開発コードネーム“Grandview”と呼ぶM.2 SSDには、MarvellのPCI Express 4.0 x4/ NVMe 1.4対応となる4チャンネルコントローラ“Whistler Plus”を採用する。同社は、本製品を今年第2四半期に市場投入したい考えだが、性能的にはシーケンシャルリード性能で最大4500MB/s程度になると見られており、デスクトップ市場よりは、省電力でかつ低発熱が求められるモバイル市場をターゲットとした製品のようだ。

KingstonのPCI Express 4.0 x4 NVMe M.2 SSDのGrandview

Grandview ESの動作デモ

 また、Kingstonはさらに、より高性能なPCI Express 3.0 x4対応のM.2 SSDとして、開発コードネーム“Seccos”と呼ぶ、8チャンネルコントローラを採用した製品のデモも披露。シーケンシャルリード最大3500MB/s、シーケンシャルライト最大3000MB/sと、PCI Express 3.0 x4接続の実効転速度の上限に迫る性能を持つ製品となり、実際のベンチマークパフォーマンスも披露された。

PCI Express 3.0 x4モデルにもハイパフォーマンスモデルとなる“Seccos”を追加予定。シーケンシャルリード最大3500MB/s、シーケンシャルライト最大3000MB/sに達する

SDカードにはUHS-II対応製品を投入。SDカードのシーケンシャルリード性能は300MB/sに達する

SeccosとUFS-II SDカードの実働パフォーマンスも披露された。CrystalDiskMarkのベンチマーク性能は画面右側がSeccos、画面左側がUFS-II SDカードのもの

●関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン