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「Samsung SSD Forum 2019 Tokyo」レポート

SamsungがPCIe Gen4 SSDを披露、Gen5 SSDにも言及

文●ドリル北村/ASCII編集部

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Samsung SSD forum 2019 Tokyo

 日本サムスンが、SSDの関連技術や導入事例を紹介する「Samsung SSD forum 2019 Tokyo」を11月19日に都内で開催。KDDI、関西テレビ放送、日立製作所などの代表者がSSD導入のメリットを説明した。

日本サムスン マーケティングチーム チーム長のイ・ギュウォン氏が「SSDの技術を通じて日本のIT業界の発展に貢献し続けたい」と開会の挨拶

PCIe Gen5対応のSSDを開発中
Samsungの講演

 Samsungは、現在のSSDの動向と今後の展望、そして製品ロードマップを解説した。そこで、市場のニーズに応えるためには現在128層のV-NANDを、5年以内に500層にしなければならないと語った。

Samsung Electronics Memory事業部 商品企画チーム専務のハン・ジンマン氏

 直近では、5G通信端末に搭載するSSDや自動車用SSDなど、PC以外でのSSDの需要が高まること、それらのNANDを供給するための新工場を建設中なことを紹介した。また、市場が求める大容量化に応えるために、Z-SSDの16TBモデルを開発中なことも明かされた。会場にはPCIe Gen4対応の「PM1733」と、Z-SSDの「SZ1735」が展示され、そのパフォーマンスを確認することもできた。

128層の第6世代V-NANDを2020年に市場投入する

SamsungのPCIe Gen4 SSD。U.2フォームファクターの「PM1733」と、HHHLフォームファクターの「PM1735」をラインナップ

PCIe Gen4 SSDの「PM1733」は、開発コードRomeことAMDのサーバー向けプロセッサー第2世代EPYCで動作確認済みとのこと

ゲーミングPCだけでなくコンソールゲーム機にもSSDを採用する時代が来た

ノートPC向けに22×30mmの小型M.2 SSDを開発。DRAMを非搭載にすることで小型化を実現した

PCIe Gen4対応SSDが出たばかりだが、すでにPCIe Gen5対応のSSDの開発を進めているという

CPUの仕事をSSD側で処理する「スマートSSD」や、SSD単体でネットに接続できる「イーサネットSSD」などを開発中とのこと

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