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「Pixel 4 XL」をゲームキャスター・岸大河がゲーマー目線でレビュー!

2019年11月09日 15時30分更新

文● 岸大河 編集● ジサトラハッチ/ASCII

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 Pixel 3 XL愛用者がPixel 4 XLを実際に触ってみた感想を述べてみる。筆者はPixel 3 XLを主にゲームを中心に普段使いをしている。普段使いを中心にゲームをしているわけではないことはご理解いただきたいところだ。

 趣味の一環でフルサイズのデジタル一眼を所持していることから、普段使いで写真と動画撮影を行なうこともしばしばある。

 さてまずはサンプルが届いたので接続。私用のPixel 3 XLからPixel 4 XLへUSB Type-Cを使用してデータを移す。意外と簡単。今となっては懐かしい、ゲームボーイ時代の通信ケーブルを思い出す。今抜いたら、データはケーブルの中に閉じ込められちゃうのかなといった気分になる。

あっという間に移行完了

 使用して約1週間ぐらいだが気に入ったところから挙げていこう。純粋なCPUやメモリのスペックアップ以外のところを抽出した。

  • 画面が見やすくなった
  • カメラの画質の向上
  • 顔認証

ノッチがなくなり画面が見やすくなった!

 Pixel 3 XLを使用していて特別不満は無かったが、ゲームをする上で煩わしいものがある。それがノッチ(切り欠け)だ。ご存じかと思うが、ディスプレー上部にインカメラやセンサーなどが搭載れた黒く凹んでいる部分だ。

上の画像はPixel 3 XLでSupercellの「ブロスタ」をプレイ時の様子

 特にゲームをしている時には画面が切れているような感覚に陥り、100%の快適さはない。どうしても黒い部分に目がいってしまい没入感を失われる印象だ。

 LINEで通話が届く際は、拡大された相手のサムネイルの中央やや上部分が切れるので、妻の目がノッチで隠されるといった面白ファインプレーもあった。

一方で、Pixel 4 XLはノッチが取り払われたことで快適にゲームができるようになった。これは大きな進化と言える

 横持ち操作のゲームでは大抵左下に移動操作用のスティックボタンが配置されているので、ノッチ側も毎回右側にする必要もない。無論右側にするとスキルボタン付近にノッチが来るのでそれはそれで邪魔である。

 ディスプレーも18:9から19:9へと比率が進化。また、画面のリフレッシュレートが90Hzとなる「スムーズディスプレイ」の導入によって、Pixel 3シリーズの60Hzよりも画面表示が滑らかになった。

 PCゲーマーからすると120Hzが当たり前の世の中になっており、筆者が使用しているのはメイン・デュアルともに240Hz駆動のディスプレーだ。しかしながら、スマホで90Hzを確保されていると意外と快適なもので、Twitterやブラウジングのスクロールで比較的文字が見やすいのだ。

 ただ、既に他の機種で120Hz駆動のディスプレーを搭載したスマホが存在する。それどころか、240Hzのスマホまで発表されたのが直近である。

 排熱やバッテリーの問題はあるとは言え、このご時世であれば120Hzは欲しかったのが筆者のわがままだ。とはいえ普段使いだけで言えば、90Hzあればかなり快適なはず。まだ60Hzのスマホを使用している方は、ぜひ90Hzを試していただきたい。

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