最大2.5倍のストレージ帯域幅を提供
AMD、第3世代「AMD Ryzen Threadripper 3970X/3960X」を発表 最も強力なデスクトップ向けCPU
2019年11月08日 15時00分更新
AMDは11月8日、デスクトップパソコン向けのハイエンドプロセッサー「AMD Ryzen Threadripper 3970X/3960X」を発表した。11月25日に全世界で発売する。
AMD Ryzen Threadripperとしては第3世代となるプロセッサー、24コアとと32コアの2つのモデルが用意され、7nmの「Zen 2」コア・アーキテクチャーをベースとしている。最大88のPCIe 4.0レーンと144MBキャッシュを備えているほか、電力効率が最大66%向上。とくに32コアの「Ryzen Threadripper 3970X」は、世界で最も強力なデスクトップ・プロセッサーとして、競合と比べて最大90%高速なパフォーマンスを実現したという。
CPUソケットとして新たに「Socket sTRX4」を採用、チップセット「AMD TRX40」との帯域幅は4倍以上となり、SSDやGPUなどの周辺機器に対して広い帯域幅を提供する。製品ラインアップは以下のとおり。
製品モデル | AMD Ryzen Threadripper 3960X | AMD Ryzen Threadripper 3970X |
---|---|---|
コア/スレッド | 24/48 | 32/64 |
ブースト/ベースクロック (GHz) | 最大4.5/3.8 | 最大4.5/3.7 |
トータル・キャッシュ(MB) | 140 | 144 |
販売価格(米ドル) | 1399 | 1999 |