JHSEFと連携し、実りのあるeスポーツシーンにしていきたい
NASEFは学術的研究に加え、クラブ活動(部活動)の支援も実施。5つの異なる分野について学習する機会を設けている。
高校生がもっとも興味を持っている競技については、教育関係者からの助言に基づいた、適切なタイトルを選択するプロセスを採用。本連盟が意図をもって選んだものが多く、選ぶときはゲームの内容や現実世界とのつながりなどを考慮しているとのこと。
ケビン氏は、「今後は、JHSEFと連携し、実りのあるeスポーツシーンにしていきたいと思っています」と述べ、プレゼンを締めた。
最後に、JHSEFとNASEFの提携に向けた基本合意の調印式を実施。JHSEFが掲げる目標を実現するためのプロジェクトとして、アメリカで同じ志を持つNASEFと基本合意の提携に至った。今回の提携により、eスポーツを通じた国際コミュニケーションの機会や学術研究の交換の場が設けられ、日本の教育現場におけるeスポーツの可能性が広がることが期待されている。高校のeスポーツシーンがどのように発展していくのか、JHSEFとNASEFの動向に注目していきたい。