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シャープ ヘルシオホットクックで蒸したとうもろこしが最強説

2019年11月03日 12時00分更新

文● 四本淑三、編集● ASCII

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食感は加熱時間で調整可

 ホットクックの“蒸す”設定は、加熱時間のみ。これで蒸し水が沸いた後の調理時間を設定する。

 この設定時間で食味は違う。蒸し水200ccほどで15分未満なら、シャキッとした食感に。沸騰した水に2~3分くぐらせたような感じに近い。15分を超えると低温調理に近い、弾力のある食感が楽しめるようになる。

 このあたりはトウモロコシの品種や鮮度で違うはずで、これはバイカラーコーンの「恵味」で試してみた結果だ。いずれの場合も、蒸気で加熱するイメージもあるのだろうが、より瑞々しく、新鮮なものはより新鮮に感じられるからおもしろい。

 このモードでトウモロコシがおいしくなる理由は、蒸し水が沸く前の低温調理状態にあるのだろう。200ccの蒸し水を入れて、10分の加熱設定にすると、スイッチを押してから調理終了まで、だいたい20分。つまり10分ほどが低温調理タイムということになる。

 この低温調理時間を延ばすべく、多めに水を入れる、加熱終了後の余熱を使うといったことをやってみたが、あまり大きな違いはなかった。鍋の中の温度がどれくらいかはわからないが、もしかすると低温スチームに近い状態で推移しているのかなあと想像している。

 いずれにしてもレンチンより時間はかかるが、スタートボタンを押すだけの手軽さは同じ。そして新鮮なトウモロコシの良さを活かすなら、電子レンジより断然ホットクックに軍配を上げたい。

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