3軸モータージンバルに2.7Kカメラを搭載
次に気になるのがMavic Miniに搭載されるカメラとジンバルですが、Mavic Airと同等の1/2.3インチCMOSセンサー(有効画素数1200万画素)と、3軸ジンバルを装着しています。
動画の最大解像度は2.7K(2720×1530)/30 fpsと、4K(3840×2160)/30 fpsのMavic Airには劣りますが、個人的にはコレで充分な気がします。ちなみにSparkは2軸ジンバルでカメラは1080/30 fpsですが、YouTubeなどにアップされているSparkでの空撮動画を見る限りでは実用的な鑑賞に問題ない感じです。
さらに、Mavic Miniは1080/60 fps(フルHD)の撮影も可能なので、個人的にはストレージ容量と動画のスムーズさなどを考えたら、ふだん使いにはこの動画設定をチョイスしようかな~、と。
Mavic Miniには、機体を安定させるためのGPSレシーバーと底部ビジョンセンサーを装備し、屋内外での正確なホバリングを実現。機体がローバッテリーになったり、送信機からの電波をロストした場合に離陸地点に自動で帰ってくる“RTH(リターン・トウ・ホーム)モード”も備えています。
しかし、Mavic Airのような障害物回避機能は備えておらず、あらかじめRTHモードが発動した際の最大高度を、撮影場所付近で最も高い建築物以上に設定しておく必要があるとのこと。
専用送信機と新型アプリで飛行と撮影をサポート
送信機は専用のものが用意され、サイズ感はMavic AirやSparkのものと同じだが、表面のボタンが少なくなってよりシンプルなデザインに。左肩には動画録画ボタンとカメラの上下操作ボタン、右肩には静止画撮影ボタンを配する。もちろん下部にはスマートフォンを接続することが出来、各種機体ステータスの表示やFVP撮影にも対応する。
また、専用アプリ「DJI Fly」を使用することで、初心者でも安定した飛行と撮影を強力にサポートしてくれるとのこと。
Sparkに搭載されて人気だった空撮機能の“QuickShot”もさらに精度をアップして搭載。メニューをタップするだけでプロのような空撮映像が簡単に撮影可能。