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さとうなおきの「週刊アジュール」 第121回

自分のサインイン履歴を確認できる「Azure AD My Sign-Ins」がプレビューに

Azure VMでSQL Serverのパフォーマンス最適化ストレージ構成機能

2019年10月29日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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Azure DevOps:スプリント159

 Azure DevOpsは、Azure Pipelines(CI/CDパイプライン)、Azure Boards(作業追跡ツール)、Azure Artifacts(パッケージ生成/共有)、Azure Repos(プライベートGitリポジトリ)、Azure Test Plans(テストソリューション)で構成される、開発チーム向けのサービスです。

 9月にリリースされていたスプリント158に続いて、Azure DevOpsのスプリント159のアップデートがリリースされました。

 スプリント159では、Azure Boards、Azure Repos向けのMicrosoft Teamsアプリなどの新機能があります。

Azure Boards向けのMicrosoft Teamsアプリ

Azure SQL Database:Managed Instanceのサービス支援サブネット構成

 Azure SQL Databaseは、SQL Serverベースのリレーショナルデータベースサービスです。

 Azure SQL Databaseの一機能であるAzure SQL Database Managed Instanceは、オンプレミスのSQL Serverとの100%に近い互換性を持つデータベースサービスです。

 Azure SQL Database Managed Instanceでは、セキュリティを強化するために、手動でのサブネット構成からサービス支援サブネット構成に切り替えられる予定です。サービス支援サブネット構成は、現時点で米国の2リージョンでパブリックプレビュー中です。

Azure Virtual Machines:SQL Serverのパフォーマンス最適化ストレージ構成

 SQL VMリソースプロバイダーを使って登録されたVMで、パフォーマンス最適化ストレージ構成機能を利用できるようになりました。Azure Virtual Machines上の SQL Serverパフォーマンスにおけるベストプラクティスに応じて、ストレージ構成が自動化されます。

VM上のSQL Serverのパフォーマンス最適化ストレージ構成

Azure Active Directory:Azure AD My Sign-Ins

 Azure Active Directory(Azure AD)は、ID/アクセス管理機能を提供するサービスです。

 「Azure AD My Sign-Ins」が、パブリックプレビューになりました。Azure AD My Sign-Insは、Azure Active Directoryのユーザーが、自分のサインイン履歴を確認できる機能です。

Azure AD My Sign-Ins

 それでは、また来週。

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