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さとうなおきの「週刊アジュール」 第118回

VMディスクの増分スナップショットはプレビューに

クラウドネイティブなSIEM「Azure Sentinel」がGAに

2019年10月25日 08時00分更新

文● 佐藤直生 編集● 大塚/TECH.ASCII.jp

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Azure SQL Database:SQL Server Management Studio

 Azure SQL Databaseは、SQL Serverベースのリレーショナルデータベースサービスです。

 SQL Server Management Studio(SSMS)は、SQL Server、Azure SQL Database、Azure SQL Data Warehouse向けのデータベース開発、運用のための、Windowsで動作するツールです。

 7月にリリースされていた18.2に続いて、SQL Server Management Studio 18.3がリリースされました。このリリースでは、IntelliSense、エディターでのSQL Server 2019の最近の新機能のサポートなどの新機能があります。

Azure Sphere:19.09

 Azure Sphereは、インターネット接続デバイス向けの組み込みの通信、セキュリティ機能を備えた、セキュアなアプリケーションプラットフォームです。Azure Sphereの認定を受けたパートナー企業のMCU(マイクロコントローラー)、LinuxベースのIoT専用セキュアOS「Azure Sphere OS」、Azureのセキュリティサービス「Azure Sphere Security Service」の3つで構成されています。Azure Sphereは、現在プレビュー中です。

 7月にリリースされていた19.07に続いて、Azure Sphere 19.09のパブリックプレビューがリリースされました。このリリースでは、タイムサーバー名の変更などが行われています。

Azure Active Directory:SAP Cloud Platform Identity Authentication

 Azure Active Directory(Azure AD)は、ID/アクセス管理機能を提供するサービスです。

 Azure Active Directoryで、SAP Cloud Platform Identity Authenticationとの統合が利用可能になりました。これによって、SAP Cloud Platformのアプリケーションで、Azure Active DirectoryによるSSO(シングルサインオン)、MFA(多要素認証)などを利用できるようになります。

Azure Active DirectoryのSAP Cloud Platform Identity Authenticationとの統合

Azure Scheduler:サービス終了

 Azure Schedulerは、ジョブをスケジュールして自動的に呼び出すサービスです。

 2018年12月に、Azure Schedulerが2019年9月末にサービスを終了する予定であることが発表されていました

 今回、Azure Schedulerのサービス終了日が、2019年12月末に延長されました。Azure Schedulerをお使いの方は、Azure Logic Appsに移行してください。

 それでは、また来週。

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