Slackは10月22日、公式ブログにてSlackアプリを活用しやすくする新機能などについて公開した。米国で開催したデベロッパー向けイベントに合わせて発表されたもので、SlackアプリツールキットのUIの変更に加え、アプリの起動や連携機能などが強化されている。
アプリがホームタブに新たな機能を追加できるようになり、開発者は詳細な表示を有効にできるほかユーザーはアクションやボタンでアプリを操作可能となる。これにより、Google Calendarと連携させてスケジュールを表示するといったことも可能になるとしている。
Slackインターフェースの上に出てくるウィンドウ「モーダル」はインタラクティブな選択肢や結果を表示できるが、新たに必要な数の画面や追加表示させることが可能となる。この「マルチステップモーダルウィンドウ」を利用することで、複雑なワークフローをつなぎ合わせてSlack上のウィンドウに表示、データを見やすく整理できるという。
このほか、Slack上のさまざまな機能からアプリを起動することも可能となり、機能やアプリを切り替えなくても起動できることから各種用途に活用しやすくなる。また同時に管理権限を厳密に定義可能とし、業務利用でのアプリ管理を容易とする。
Slackでは、11月12日に「Tiny Spec」というイベントを世界各地で開催、コンテンツとワークショップを提供してSlackアプリ構築をサポートするとしている。