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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第200回

米軍基地で買った謎の水は国防総省オリジナルブランドでした

2019年10月27日 17時00分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集● ASCII

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国防総省のストアブランドでした

 ラベルの別のところにはMANUFACTURED FOR THE DEFENSE RESALE SYSTEM.と書かれています。直訳すると「防衛再販システムのために製造された」みたいな感じですかね。どうやらミリタリーっぽいどころか、ガチミリタリーの製品のようです。

裏側にSPARTANNASHという流通会社名が書かれていました

 その下にDISTRIBUTED BY SPARTANNASH (C)2017とあるので、少なくとも2年前から流通をSPARTANNASHという会社が行なっているのだと思われます。

 その名前を手掛かりに調べてみて、ようやくなんとなくですがわかってきました。

 FREEDOM'S CHOICEはDefense Commissary Agency(DeCA)のストアブランドだそうです。ストアブランドはイオンのTOPVALUとかコストコのKIRKLAND Signatureのようなものですね。水だけのブランド名でなく、缶詰や冷凍食品、バター、調味料など、さまざまな食料品がFREEDOM'S CHOICEの名前を付けられて販売されているそうです。

 DeCAは毎度おなじみのDoD――米国防総省の機関のひとつで、日本語では国防省物品販売局とか国防物資配給局などと呼ばれ、米軍関係者に食料品や家庭用品を販売している部門です。FREEDOM'S CHOICEは、そのDeCAが2017年の2月に発表し、同年5月からスタートした食品系のストアブランドでした。

 これでようやくすべてがつながります。つまり、DeCAがFREEDOM'S CHOICEというストアブランドを作り、水の製造についてNiagara Bottlingと製造委託を締結、SPARTANNASHが流通を請け負い、米軍関係者とその家族向けに販売されているということですね。スッキリした!

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