SilverStoneの新製品を発表するイベント「SilverStone Next Generation」が、19日に秋葉原ラジオ会館10階のイベントスペースで開催された。
SilverStoneの新製品を発表するイベント「SilverStone Next Generation」
会場には、年内に発売予定のPCケースや電源ユニットなどを多数展示。まるでCOMPUTEX TAIPEI 2019のSilverStoneブースがそのまま日本にやってきたようなイベントとなった。
SilverStoneの顔とも言えるTony Ou氏が来日。同社の新製品を説明した
Tony氏に会場の展示物を案内してもらった
新型PCケースを披露
イベント特別モデルも!
SilverStoneの代表作といえばアルミを使用したPCケースだ。新作となるSETAシリーズとFARAシリーズを日本初公開。会場を訪れたファンからの注目を集めていた。
ミドルレンジPCケースの「SETA A1」。フロントパネルはアルミニウム削り出し加工で、アドレサブルRGB LEDが間接照明のように埋め込まれている。12月発売予定で、予価は1万円台後半になる見込み。カラーはチタニウムブラックとローズゴールドの2色を展開する
さらに、特別カラーのシルバーを日本で発売するとのこと
「SETA A1」はフロントに20cmファンを2基搭載。天面には電源ボタンやUSB Type-Cコネクターを配置する
この2台はこのイベントのために用意した特別モデル(非売品)。サイドパネルにはSpecial Thanks to japanと書かれている
エントリーモデルの「FARA B1」。フロントのメッシュに幾何学的な模様の「スタークロスグリル」を採用する。フロントパネル下部は、レーザードリルで掘られた同社のロゴが、フロントファンの光を透過するようになっている。12月発売予定で予価は1万円前後
「Fara B1」のバリエーションモデルとして、ファンを見せるようにフロントパネルを半透明化したモデルも存在する
エントリーモデルの「FARA R1」。12月発売予定で予価は7000円前後。カラーはブラックとホワイトの2色で、サイドが強化ガラスとパネルの2種類を各色でラインナップ
Precisionシリーズに属するMicroATXケース「PS15」。強化ガラス採用の安価なそのPCケースにホワイトモデル追加。11月に発売予定で、予価は7980円(税抜)
3面ガラスパネル採用の人気Mini-ITXケース「LD03」の改良モデルとなる「LD03-AF」。AFはエアフローの略。LD03は最新のハイエンドビデオカードを搭載するとケース内がかなり高温になってしまう。そこで、強化ガラスのビデオカード部分にスリットを設けて、GPUの熱を効率よく排熱できるようにしている。年内発売予定
HTPC向けのMini-ITXケース「SG14」。フロントパネルのすぐ後ろに電源ユニットを配置するユニークな構造。SFX電源とATX電源の両対応で、SFX電源搭載の場合は空いたスペースを5インチベイとして活用できる。年内発売予定
COMPUTEXで参考出展していた、天板を換装可能なMini-ITXケースが「ML10」という名前で製品化が決定。高さの違う天板とフロントパネルが付属する。初回出荷分には液晶ディスプレーに固定するためのVESAマウントも同梱する予定だ
シングルボード小型コンピューター「Raspberry Pi」用のアルミケース。既存モデル「PI01」の売上が好調なため、新たに開発したバリエーションモデルとなる。ファンを内蔵する「Raspberry Pi」用の金属製ケースは珍しいため、注目度は高い