やっぱり皮なしで茹でると糖度は落ちる
寸胴鍋で6リットルの水を沸騰させると、98.6度。そこに1本300g程度のトウモロコシ4本をまとめて入れると、90度近くまで下がる。トウモロコシが浮いてくるので落しぶた。約2分半で再沸騰が始まったので、火を止めて取り出した。
いちばん糖度が高かったのは真空パックで、13度と14度。次が皮付きで、2セットとも13度。皮なしとラップは大きな違いがなく、どれも12度前後という結果だった。ラップのかけ方が甘かったのだろうか。
食味もそれぞれ違う。真空パックは、甘いだけでなくシャキッとした歯ごたえ。皮付きはその歯ごたえを残したまま、皮の香りもかすかに残っている。これは風味として楽しい。ラップと皮なしは、皮が柔らかくて食べやすいが、噛んだ後のジューシーさがちょっと薄い。わりと思ったとおりの結果だった。
糖度で言えば真空パックに軍配。そのまま冷蔵もできるから便利でもある。そのかわり、真空パックにするための脱気が面倒。特にハンドポンプでシュコシュコやるのはつらい。皮付きはそうした手間もなく、結果も真空パックと大きく違わない。ここは皮付きでいいかなあと思った。