ラグビーの強豪・オールブラックスと
三菱自動車がどうしてコラボしたのか!?
日本代表が初のベスト8に進出するなど、大いに盛り上がっているラグビーワールドカップ。そのワールドカップで過去3回の優勝と、2010~2016年まで7年連続でワールドラグビー年間最優秀チーム賞を受賞、今大会でも優勝候補の筆頭に挙げられているニュージーランド代表「オールブラックス」とのパートナーシップ契約を三菱自動車が締結。全身黒に身を包んだ、文字通りオールブラックな限定車が登場する。
17日、都内で行なわれた記者会見で、三菱自動車 国内営業部の新津氏は「三菱自動車のブランドメッセージ“Drive your Ambition”の理念と世界一を常に目指す“高い志”をもったALL BLACKSの両社に“Ambition”の考え方が共通していることにお互いが共感したことで締結に至りました」と経緯を説明。
このパートナーシップは三菱自動車側からニュージーランドラグビー協会へ話を持ちかけたのではなく、逆にニュージーランドラグビー協会が三菱自動車に興味を抱いたことから始まったとのこと。「コーポレートカラーとチームカラーが同じ“黒”であること、そして弊社は小さな自動車会社でありますが、そこから世界一に挑戦する姿が、小さな国であるニュージーランドから世界に挑戦しているオールブラックスと重なるなど、共通項が多い」と説明した。
パートナーシップ契約は2021年末まで日本国内における車両パートナーとしており、今年の来日期間中はミニバン「デリカD:5」とSUV「アウトランダーPHEV」をサポートカーとして提供。オールブラックスの日本国内での活動を支援しており、選手からは「走破性がよいというのは、ニュージーランドでも安心できる」といった声が聞こえているという。