アップルの発表会を見たライターの方々に新型iPhoneをどう感じたか、率直な意見を聞きました。アップル好きな方から普段はアップルに興味がない方まで、多種多様な感想が集結! 今回は女子高生をはじめとする若者のスマホカルチャーを追い続ける、ITライター・スマホ安全アドバイザーの鈴木朋子さんがセルフィー視点でiPhone 11 Proを語ります。
インカメラの進化にJK大歓喜
ワイドやスロー撮影に期待大
「彼氏がAndroidだったらマジ機種変させるわ」なんて言っちゃうギャルJKを取材してきた鈴木朋子です。超広角、広角、望遠の3つのアウトカメラを備えるiPhone 11 Pro。このトリプルカメラがタピオカに似ているとSNSで話題になりましたよね。うんうん、JK語でいえば「タピってる」。もはやカメラはスマホのメイン機能とも言えますから、これは大注目の進化です。
でも私が気になるのは、インカメラ。iPhone大好き女子たちは、セルフィーも大好き。つい数年前はアプリでバリバリ加工していた彼女たちですが、現在はナチュラルな盛りが流行しています。「現実カメラ」とも呼ばれる、iPhoneのカメラで撮影したそのままが一番だという女子高生も。時代は変わってきましたね。
iPhone 11 Proのインカメラ(TrueDepthカメラ)は、1200万画素、F2.2、4Kビデオ撮影のほか、スローモーション撮影「Slofie」も可能。また、イベントに参加した方によると、ワイドセルフィーに対応したとのこと。画角については公式情報がないのですが、背景を入れたいがためにGoProを買う女子もいるほどですから、広角は期待が高まるポイントです。
と言いながら、私は久々にiPhone購入を見送ろうと思っています。なぜなら、私が買いためた使いづらいiPhoneケースたちが合わないから。さらに、愛用している初代Apple WatchがwatchOS 6非対応。ということで、今回はApple Watchの購入を検討中なのです。もっとも欲しい「Apple Watch Hermes ステンレススチールケースとドゥブルトゥール」は14万9800円……。うーん、働きます。
筆者紹介:鈴木朋子
ITライター・スマホ安全アドバイザー。SNSやスマホなど、身近なITに関する記事を執筆。10代のスマホカルチャーに詳しい。趣味はへんてこかわいいiPhoneケース集め。著書は「親が知らない子供のスマホ」(日経BP社)など多数。
この連載の記事
-
第13回
iPhone
iPhone 11 Proはプロも納得の「最強のビデオカメラフォン」だ!【富永彩乃】 -
第12回
iPhone
iPhone 11は買わないつもりだったのに悔しい! 買っちゃいそう!【スピーディー末岡】 -
第11回
iPhone
難しい専門用語の裏に隠れたiPhone 11の「iPhoneらしさ」【井上 晃】 -
第10回
iPhone
iPhone 11にもっとも必要なのはダイエットだ!【山田祥平】 -
第8回
iPhone
21:9に慣れたXperiaガチ勢にはiPhone 11 Proはもの足りない【君国泰将】 -
第7回
iPhone
超広角カメラ搭載のiPhone 11は価格面も◎ でも“Pro”というネーミングは……【スマホ総研オカモト】 -
第6回
iPhone
iPhone 11 Proのビッグウェーブ YouTuberなオレは乗るしかない【BUTCHさん】 -
第5回
iPhone
「iPhone 11 Pro」現地レポ、高級感のある雰囲気が魅力的【石川 温】 -
第4回
iPhone
トリプルカメラは外せないので「iPhone 11 Pro」でキマリ【荻窪圭】 -
第3回
iPhone
“Pro”を名乗るならUSB Type-Cを採用してほしかった「iPhone 11 Pro」【ジャイアン鈴木】 - この連載の一覧へ