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高齢化社会に貢献するシャープのソリューション 第1回

シャープが介護施設支援ソリューションを提供開始

介護施設で課題となる「頭の健康」を維持するには? 

2019年09月26日 12時00分更新

文● 貝塚 編集●ASCII

提供: シャープ株式会社

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ICカードを利用して、手作業の集計からクラウドを活用した集計へ

 頭の健康管理サービスは主に、利用するための機材のセットと、利用するためのライセンスで構成される。

 機材のセットとしては、40V型でタッチディスプレー装備のBIG PAD「PN-L401C」、コントローラーボード「PN-ZB03C」、ディスプレー用スタンドなどが含まれる。これにオプションで、ICカード、ICカードリーダー、10インチ Android タブレット端末、活動量計も組み合わせることができる。ICカードを組み合わせることで、簡単に個人の認証ができる。トレーニング結果は、シャープのクラウドに保管され、認証と連携して集計や進捗状況の確認ができる仕組みだ。

利用者のICカードをカードリーダーにかざすと、個人認証ができる。認証すると、各利用者がトレーニングすべき認知機能に応じたゲームや「おすすめレベル」が自動的に表示される仕様だ。

頭の健康管理サービス ハードウェア機器構成

 「施設基本ライセンス(PN-SK01)」には、頭の健康ゲーム20種類を内蔵。さらに「機能訓練ライセンス(PN-SK02)と個人管理ライセンス(PN-SK03)を契約することで、記事で紹介したアセスメントや訓練計画作成、おすすめ訓練提示、訓練手帳が利用可能になる。

 価格はすべてオープンプライスとなるが、施設基本ライセンス(PN-SK01)、機能訓練ライセンス(PN-SK02)、30人分の個人管理ライセンス(PN-SK03)を契約した場合、機材等の料金を含めて、初年度110万円ほど(税別)からの提供になるそうだ。月額に換算すると、機材のリース料を含めて、4万5000円ほど(税別)の想定となるようだ。

頭の健康管理サービス ラインアップ

 介護に関わる人材の確保が課題となる中、ICTとシャープの開発力で、介護施設スタッフの業務効率化を図る頭の健康管理サービスは、高齢化社会に向けて、一定以上の需要があるのではないだろうか。できるだけ多くの介護施設の担当者や、施設を運営する企業の担当者に知ってほしいサービスだ。

頭の健康管理サービスに関する問い合わせは下記よりどうぞ!

提供:シャープ株式会社

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