パナソニックが見せた日本ならではの技術の一端
新たなテクノロジーは、オリンピックを盛り上げるには不可欠なものである。そこにも日本ならではの技術が生かされることになる。
7月24日に開催された東京2020オリンピック1年前セレモニーでも、一端をみせつけた。同セレモニーのオープニングで見せたダンスパフォーマンスだ。
津軽三味線の兄弟奏者である吉田兄弟による演奏と、北京オリンピック新体操代表の坪井保菜美選手によるダンス、そして、パナソニックが開発中の「高速追従プロジェクションマッピングシステム」の組み合わせにより、幻想的でありながらも、躍動感を持った迫力がある演出だった。
パナソニックが開発中の高速追従プロジェクションマッピングシステムは、ランダムに動く対象物の動きや位置情報を高速で検出し、動きにあわせて画面の描画速度を高めたプロジェクターにより、映像を投影することができるのが特徴だ。
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