レノボ・ジャパンは7月30日、モバイルワークステーション「ThinkPad P53」「ThinkPad P43s」を発売した。
ThinkPad P53は、NVIDIA Quadro RTX 5000の搭載が可能な、15.6型のモバイルワークステーション。
OSはWindows 10 Pro 64bitもしくはWindows 10 Pro for Workstations 64bitから選択可能。プロセッサーはXeon E-2276Mのほか、Core i5-9400H、Core i7-9750H、Core i7-9850H、Core i9-9880H、Core i9-9880Hを選べる。メモリーは最大128GBまで、ストレージは最大6TBまで拡張可能。インターフェースはUSB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3対応)×2、USB Type-C 3.1 Gen1×1、USB 3.1 Gen1×2などをそなえる。
そのほか、CADの寸法/座標などの数値入力に便利というテンキーをそなえ、 RJ-45をネイティブを実装。BIOSはサイバー攻撃により破損した際、自ら修復する自己回復BIOSを採用している。
本体サイズは約幅377.4×奥行き252.3×高さ24.5~29.4mmで、重さは約2.45kg。価格は30万1320円から。
ThinkPad P43sは、14型ディスプレーを採用したモバイルワークステーションの新型モデルで、軽量化と省電力化が図られている。
ディスプレーはWQHD IPS液晶、またはFHD IPS液晶が選択可能。視野角を狭めてのぞき見を防止する「ThinkPad Privacy Guard(ePrivacy)対応パネル」の追加も予定している。
OSはWindows 10 Pro 64bit、グラフィックスはNVIDIA Quadro P520を搭載。プロセッサーはCore i7-8665UとCore i7-8565Uから選択可能。メモリーは最大48GBまで、ストレージは最大2TBまで拡張できる。インターフェースはUSB Type-C 3.1 Gen2(Thunderbolt 3対応)×1、USB Type-C 3.1 Gen1×1、USB 3.1 Gen1×2などをそなえる。
バッテリー駆動時間は最大約16.2時間。サイズは約幅329×奥行き227×18.9mmで、重さは約1.47kg。価格は20万9520円から。