カーボンの質感が楽しめる天板も
X1 Carbonで選択できるカーボン柄の天板は、新規開発した塗料を使い、柔らかい手触りや指紋の付きにくさを持ちつつ、カーボンの網目がしっかりと分かる非常に質感の高いものとなっている。
細部のこだわりがスゴイ、X1 Yogaのアルミ筐体
X1 Yogaでは側面にヘアライン処理が施され、天板やパームレストもアルミの質感が存分に生かせる、やや明るめのグレーを吟味して使用した。またヒンジ部で継ぎ目が見えないようにしたり、狭額縁化に合わせ0.01mm単位で調整したヒンジ部など細部に対するこだわりもうかがえる。またカメラシャッターも高さ7.1mmから3.5mmに小型化している。一方で落下してもガラス端が保護できるよう、バンパー構造にするといった配慮もしている。
なお、形状面のこだわりで執念のようにも感じられるのが、スピーカーの音を出すための開口部。曲面を描いたX1 Yogaの筐体に合わせて、スピーカー取り付け部に合わせて、スピーカ用の穴が常に垂直になるようドリルで穴を空けているそうだ。
音質に関しては、ドルビーラボラトリーズとも協業して最適化「DOLBY ATOMOS SPEAKER SYSTEM」としてリリースしている。スピーカーの位置は0.1mm単位で部品間の厚さを調整しており、例えばヒンジの間にスピーカーケーブルを通して薄型化を実現するなど、3次元的な組み合わせを試行錯誤している。
豊富なオプションはThinkPadの魅力
このほかにも久々の新製品となったモバイルディスプレーや、スピーカーに360度カメラを内蔵した「Lenovo VoIP 360 カメラスピーカー」など特徴あるアクセサリーも健在。PC本体のより高い完成度と、豊富なオプションの組み合わせで、さらに快適な作業ができることを期待できる魅力的なポートフォリオが完成した。
