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フォッシル 中国でスマートウォッチ+ファッションをアピール

2019年06月14日 08時00分更新

文● 中山 智 編集●飯島恵里子/ASCII

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CES ASIA 2019で自社ブランドをはじめ、6つのブランドのモデルを展示していたフォッシルグループ

 中国 上海で開催中のCES ASIA 2019で、フォッシルグループは自社ブランドや生産を担当するディーゼル オン、エンポリオ アルマーニ コネクテッドなどのスマートウォッチを展示。他社にはないファッション性と心拍センサー、GPSといったテクノロジーの融合をアピールした。

フォッシルでは、最新プロセッサーSnapdragon Wear 3100を搭載した「FOSSIL Sport Smartwatch(フォッシル スポーツ スマートウォッチ)」とともに、アナログ時計のようなデザインながらスマートフォンの通知を針で表示するハイブリッドスマートウォッチを展示

 ブースで展示していたブランドはフォッシル、スカーゲン、A|X アルマーニ エクスチェンジ コネクテッド、ディーゼル オン、エンポリオ アルマーニ コネクテッド、マイケル・コース アクセスと6つのブランド。

ディーゼル オンでは、世界規模で話題になり一時的に品薄になった「FULL GUARD 2.5」を展示

 今回の展示会で初披露したモデルは見当たらなかったが、心拍センサーと&GPSを内蔵したスマートウォッチや、スマートフォンの通知を針で表示するアナログ時計とのハイブリッドスマートウォッチをディスプレーしていた。

スカーゲンは心拍センサーと&GPSを内蔵したスマートウォッチ「Falster 2」を展示
エンポリオ アルマーニ コネクテッドのタッチ式スマートウォッチは、Alipayの支払いに対応
マイケル・コース アクセスでは、心拍計測やSpotifyを例に腕元での音楽コントロールを訴求。もちろん機能としては他のフォッシルグループの製品と同じく、Alipayの支払い、GPS、スイムプルーフなども紹介していた

 フォッシルグループのタッチ対応スマートウォッチは、OSにグーグルの「Wear OS by Google」を搭載している。一方中国はグーグルの各種サービスを規制しているため、中国向けのイベントで展示してあるのは意外な印象もあるが、「Wear OS by Google」に関しては、Playストアなどグーグルサービスを搭載しない、中国オリジナルのシステムがある。

認証情報には技適マークもあり、ハードウェア的には世界共通の仕様Playストアの代わりに入っているアプリストア

 そのため「Wear OS by Google」を搭載したスマートウォッチは、グーグルが中国へ提供している数少ないサービスのひとつだ。

アプリが直接ダウンロードできるのは同じ決済アプリ「Alipay」のQRコードを表示してキャッシュレス決済も可能

 ただしデモ機を操作してみると、単に中国語表記になっているだけでなく、日本を含む海外モデルとはインターフェースやアプリが若干違っている。たとえばアプリストアは中国オリジナルとなっている。ウォッチフェイスを左にスワイプして呼び出すヘルスアプリも、Google Fitではなく別のアプリとなっている。

ヘルス系のアプリはGoogle Fitではなく別のアプリになっている

 スマートウォッチに興味をもっているユーザーは気がついたかもしれないが、ヘルスアプリとして搭載されているのは、中国のスマートウォッチメーカーMobvoiの「TicWatchシリーズ」と同じ。実はMobvoiはグーグルと提携しており、中国で提供できないGoogleのサービスに関する機能は、Mobvoiの技術やアプリが使われている。

 そのような背景もあることから、フォッシルグループの製品ではないものの、展示ブースにはMobvoiのコーナーもあり「TicWatchシリーズ」が展示されていた。

TicWatchのヘルスアプリを確認したところ、フォッシルグループの中国向けスマートウォッチと同じアプリが搭載されていることがわかる

 フォッシルグループのブースでは、多くの来場者が足を止めてそれぞれのウォッチをチェックしたり、説明員に話を聞いている姿もあり、中国ではスマートウォッチに対する関心が高いように見えた。


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