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クリエイティブ作業もこなせる性能

FPSもRPGも超快適! i9-9900KF&RTX 2070ゲーミングPCが高コスパ

2019年06月14日 15時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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クリエイティブ要素でも活躍してくれる性能

 さて、SR-ii9-8860H/S7/GPのゲーム以外のパフォーマンスも確認しておきたい。そこで、システムの総合性能が評価できる「PCMark 10」(Version 2.0.2115)の結果は下記のとおり。なお、無償版でも利用できるPCMark 10“無印”を実行している。

PCMark 10の結果

 SR-ii9-8860H/S7/GPの総合スコアは6249とまずまずだが、なかでもコンテンツ制作における性能を測るテストグループであるDigital Content Creationのスコアが10124と非常に高い。つまり、SR-ii9-8860H/S7/GPは、ゲームだけでなく画像や動画の編集や加工といったクリエイティブ用途でもかなり期待できるパフォーマンスを備えているといってよさそうだ。

 最後に「CrystalDiskMark 6.0.2」を用いて、SSDのパフォーマンスをチェックしておきたい。結果は下記に示すとおりだが、やはりシーケンシャルリード性能が高めで、ゲームのロードなどの時間短縮が期待できそうだ。

CrystalDiskMark 6.0.2の結果

仕様と性能を踏まえるとお買い得感は高い
ゲームの快適性は申し分なし

 以上のテスト結果から分かるとおり、SR-ii9-8860H/S7/GPのゲームパフォーマンスはかなり高めだ。しかも、4K解像度でも快適にゲームをプレーできるポテンシャルを備えている点は評価できる。また、解像度を1920×1080ドットに落とせば、Apex Legednsのようなeスポーツタイトルを高フレームレートでプレーし、1フレームでも多く描画し有利に立ち回るといったことも可能だ。

 価格はOS込みで22万9824円(6月13日現在)からと安価とまではいかないまでも、このスペックとパフォーマンスを踏まえると、かなりお買い得感は高い。“ゲームの快適性”を重視するのであれば、このSR-ii9-8860H/S7/GPは十分オススメできる1台であることは間違いない。

試用機の主なスペック
機種名 SR-ii9-8860H/S7/GP/W10
CPU Core i9-9900KF(定格クロック3.6GHz、最大クロック5.0GHz、8C16T、キャッシュ容量16MB)
GPU GeForce RTX 2070 8GB GDDR6(2スロット使用)
メモリー 16GB PC4-21300(DDR4 SDRAM、8GB×2)、スロット数4のうち2スロット使用
ストレージ 500GB SSD(Crucial「P1 CT500P1SSD8JP」、NVMe)
内蔵ドライブ スーパーマルチドライブ(LG「GH24NSD5」)
通信規格 1000BASE-T LAN
インターフェース(前面) USB 3.0端子×2、USB 2.0端子×2、マイク入力、ヘッドフォン出力
インターフェース(背面) USB 2.0端子×2、USB 3.1 Gen.2(Type-A)端子、USB 3.1 Gen.2(Type-C)端子、USB 3.1 Gen.1×2、DVI、HDMI、DisplayPort、スピーカー端子、有線LAN端子、PS/2端子
拡張スロット PCI Express 3.0 x16、PCI Express 3.0 x4、PCI Express 3.0 x1×3
内部I/O SATA×6、M.2×2
電源 750W(SilverStone「ET750-G」、80PLUS GOLD)
サイズ/重量 およそ幅220×奥行464×高さ493mm/約6.08kg
OS Windows 10 Home(64bit)

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