マーケティング・リサーチを手がけるRJCリサーチは6月13日、電子レジスターの利用状況に関する調査結果を発表した。本調査は2003年以来、毎年継続して実施しているもの。
本調査の対象となるのは、POSシステムなどに連動されずに、主に単独で使用されているレジスター。
調査方法は電話調査、調査期間は5月20日~5月28日。調査地域は札幌市、仙台市、さいたま市、千葉市、東京都区部、横浜市、川崎市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、北九州市、福岡市。
小売業・飲食店・サービス業の3業種の中から、電子レジスターを所有し、レジスターがPOSシステムなどに連動されずに、主に単独で使用している事業所が対象。サンプル数は200事業所。
今回の調査によると、電子レジスターのシェアNo.1はカシオ計算機。単独利用の電子レジスターのシェアは、調査を開始した2003年以来、カシオが17年連続でトップを維持しているという。
電子レジスターを単独利用している187事業所のうち、95事業所(50.8%)がカシオの電子レジスターを利用し、2位のシャープ(15.5%)に大きく差をつけている。2位以下はシャープとTOWA、東芝テックがシェアを争っているとのこと。