取り付け位置によっては
操作しづらくなることも……
まずは工場出荷状態で使ってみたところ、結構頻繁にピピっという警告音が鳴ります。これはGセンサーによる衝撃感知で、足回りを硬くしている筆者の車では一般道のわずかなつなぎ目ですら反応。さらに強い衝撃を受けると、自動録画停止のアナウンスが流れたのち約30秒後に録画停止。さすがにこれでは……と、設定を見直すと、前後、左右、上下ともに0.1G単位で設定できます。正直細かすぎるとも思いますが、おいしいポイントをみつければ有効な武器になりそうです。
メニュー画面自体は、マニュアルを読まずとも直感的でわかりやすいのですが、設定をしながら、ルームミラーの真後ろに取り付けたことにとても後悔しました。画面を見るためにルームミラーを動かすのは仕方ないとしても、表示カメラの前後切替と駐車監視機能のオン/オフボタン、そして駐車監視機能の動作LEDがすべて画面向かって左側、つまりルームミラーのステー側にあり、さらにボタンが小さいため、とても押しづらいのです。駐車監視LEDにいたっては見ることすらできません。
設定に関しては一度行なえば後は触らないのですが、オプションの駐車監視機能については、たとえば立体駐車場の場合は不要な機能になりますので動作停止したいところですから、この位置は操作しづらいです。
さらに言えばこの駐車監視機能は、イベント発生時、警告と共に「OKボタンを押してください」というメッセージが表示され、次に画面の画面で「いいえ」を「はい」に変更し「OK」を押さない限り、通常録画を行ないません。駐車監視機能を使った場合、この一連の動作のため、いちいちミラーを動かすのがとても面倒。もう少し見やすい位置に取り付ければよかったと、心底後悔するとともに、駐車監視中にイベントが発生したとしても、車が動いた時は通常録画をしていただきたいと思う次第です。