暗い所に強く、背景ボカシもお手のモノ
カメラもかなり独自の構成となっている。背面のメインカメラは一見すると3眼だが、基本的には中央の約1200万画素のカメラがマスターとして機能し、いちばん下の約2000万画素のカメラは、被写界深度測定などに使用される。さらに一番上は「TOF(Time of Flight) 3Dカメラ」となっている。
マスターとなるカメラが約1200万画素というとスペック的に劣るように思えるかもしれないが、これはより光を取り入れやすくするため、画素面積を1.4μmと大きくしているため。さらに絞りを自動で切り替える「F1.5/F2.4オートアパチャー」も搭載。これらの性能や機能により夜間など暗い場所での撮影に強い。
以下はOPPO R17 Proで撮影した作例で、基本的にはオートで撮影している。やや暗めに写る印象ではあるが、色味は見たままに近く自然な感じ。夜景の撮影もライトの色などがしっかりと表現されており、手持ちでここまで撮影できるなら十分だ。
【まとめ】ミッドレンジとしては高いが
カメラ機能を考えるとコスパ的にまずまず
価格は実売で7万5500円前後。ミッドレンジとしてはやや高いが、ハイエンドに近いスペックやカメラ性能と考えると、コストパフォマンス的には悪くない。MVNOなどのセット販売では税込み6万5000円で購入できるケースもあるので、OPPO R17 Proを狙うならそちらもオススメだ。
| 「R17 Pro」の主なスペック | |
|---|---|
| メーカー | OPPO |
| ディスプレー | 6.4型有機EL(19.5:9) |
| 画面解像度 | 1080×2340 |
| サイズ | 約74.6×157.6×7.9mm |
| 重量 | 約183g |
| CPU | Snapdragon 710(オクタコア) |
| 内蔵メモリー | 6GB |
| 内蔵ストレージ | 128GB |
| 外部ストレージ | × |
| OS | Android 8.1(ColorOS 5.2) |
| 対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/7/8/12/17 /18/19/20/25/26/28/32/34/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
| DSDS | ○(DSDV) |
| VoLTE | ○ |
| カメラ画素数 | リア:1200万画素+2000万画素 /イン:2500万画素 |
| バッテリー容量 | 3700mAh |
| FeliCa | × |
| 防水/防塵 | ×/× |
| 生体認証 | ○(指紋、顔) |
| USB端子 | Type-C |
| カラバリ | ミストグラデーション、エメラルドグリーン |

この連載の記事
-
第558回
スマホ
手のひらサイズでサッと開く!モトローラ「razr 60」を使って感じた驚きの軽さと操作感 -
第557回
スマホ
「ハッセルブラッドウルトラクリア」で撮る世界に感動! OPPO Find X9シリーズは爆速快適に写真を撮りまくれる -
第556回
スマホ
世界初の「水冷」搭載ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」を日本上陸前にチェック! -
第555回
スマホ
プロ級撮影 × 超速ゲーム! 「Nubia Z80 Ultra」がもたらすハイスピード革命 -
第554回
スマホ
AI機能も強化のOPPO「Find X9」は特大バッテリーに高画質カメラを搭載! 日本上陸が待ち遠しい! -
第553回
スマホ
「Xiaomi 17 Pro Max」はiPhone 17 Pro Maxのようでサブ画面まで! ケースを付ければゲームも! -
第552回
スマホ
超人気ファンタジードラマとガチコラボの「realme 15 Pro 5G Game of Thrones」レビュー -
第551回
スマホ
Pixelの大画面はどちらが正解? Pixel 10 Pro XLと10 Pro Foldを比較レビュー -
第550回
スマホ
2万円台で11型&90Hzの快適さ! 「OPPO Pad SE」は動画と日常使いに最適な万能ミドルタブだ! -
第549回
スマホ
新生FCNTの“本気”を感じる8万円台ハイエンド「arrows Alpha」がかなりイイ! -
第548回
スマホ
AIスマートグラス対決! HTC「VIVE Eagle」とシャオミ「Xiaomi AI Glasses」を比較した - この連載の一覧へ











