アダルトシーンは独自のシナリオエンジンでフルアニメーション!
―― さて、それではそろそろ、みんな気になるであろうアダルトシーンの部分についてお話をうかがわせていただければと(笑)
ジブさん:お、行きますか?(笑)
――(アダルトシーンのサンプルを)公式サイトなんかで見ると、バリバリ動くアニメが載っていて、「え、アダルトシーンって全部こんなに動くの?」と、すごい期待しちゃうんですけれど、ズバリどうなんでしょうか?
ジブさん:全部……動きます!!
――全部アニメ!?
ジブさん:はい、全部動きますし、期待頂いて大丈夫かと。けっこうR18シーンもこだわって作っていて、R18シーンだからこそお話の中に流れとして組み込んで表現できる部分があるなと思ってすごく大事にしているんです。
通常エピソードも含めての話なんですが、社内で独自にエピソードエンジンを開発しまして、それで動きだったりカメラワークだったりを制御しながら作ったコンテンツになっています。パッと一枚絵が出て、切り替わりながらボイスが出るだけ、あるいはちょっとだけ動いているといったものはよく見ると思うんですけれど、ウチはイラストをSpine(※)のアニメーションで動かしていまして、社内開発のエンジンでそのカメラワークを制御したりだとか、カットを入れ替えたり、細かくスムーズに表情を変えたりと、すごくリッチに表現することを目指して作っています。
※Spine…2Dアクションゲームの開発などでもよく使われる高機能なボーンアニメーション/モーフィングエンジン
――なるほど。そんな素晴らしいシーンの数々ですが、プレイヤーとしてはどういうタイミングで観ていくことになるんでしょう?
ジブさん:ゲーム中のさまざまなタイミングに用意されていますが、大きく分けると3パターンですね。まず、メインクエストを進めていく上でのシナリオ中でも、お話の中に沿った形で観られますし、それと先ほど申し上げた各キャラクターの個別ルートみたいな要素「キズナストーリー」の中にもR18シーンは入っています。
あとは定番ですけれど、ガチャを引いて出てくる――ウチでは「ドレス」と呼んでいるんですけれど――キャラクターが衣装を着た状態で出てくる「ドレス」にも、Ultraレア(Uレア)・ドレスだとR18シーンが付いているという感じですね。