若者の街にGalaxyの拠点出現!
修理センターも併設された「Galaxy Harajuku」
2019年4月に東京・原宿にオープンした「Galaxy Harajuku」はサムスン電子のスマートフォン最新機種の展示やVR機器を常設したショールームだ。さらにここの地下1階にはメーカーによる修理センターを併設した「ショップ&カスタマーサービス(CS)」が設置されている。今回、普段は入れない修理センターの内部を見学することができた。
まずはサムスン電子ジャパン関本太朗CMOから、同社のCS強化の狙いを教えていただいた。現在、スマートフォンの買い替えサイクルは年々長期化しており、いい製品を消費者へ送り届けることだけが同社の目指すものではなく、現在製品を使い続けている方々がその製品をより長く使い続けられるように、アフターケアを充実させることが重要と考えているとのこと。そのためGalaxy Harajukuでは「最短60分」という修理や、スマートフォンの定期的なメンテナンス・チェックをユーザーに提供している。
製品の修理は国内で販売している以下の端末を受け付けてくれる。なお保証内容や修理費用はキャリアで購入時に付与したものとなる。
- Galaxy Sシリーズ:Galaxy S7 edge、S8、S8+、S9、S9+、S10、S10+
- Galaxy Noteシリーズ:Galaxy Note8、Note9
- Galaxy Feelシリーズ:Galaxy Feel、Feel2
- 今後販売されるモデル:Galaxy A30など
修理だけではなく、CSカウンターでは自分のスマートフォンのメンテナンスも無料でしてもらえる。カウンターの端末に自分のスマートフォンを接続するだけで、スマートフォン内部の状況を確認できる「スマートフォン診断サービス」を提供している。
関本CMOは「原宿に来た時にGalaxy Harajukuに気軽に立ち寄ってもらい、定期的にスマートフォンのチェックをしてもらえば、故障の早期発見にもつながる」と診断サービスの有用性をこれからもユーザーに大きくアピールしていきたいとのこと。
なお、このスマートフォン診断サービスを受けたあとは、画面に保護フィルムを無料で貼ってくれるサービスも提供している。新しく発売になったGalaxy S10とS10+は超音波式のディスプレー指紋認証センサーを搭載しているため、保護フィルムは専用のものが必要となる。販売時にはあらかじめフィルムが貼られた状態だが、使っているうちにはがれてしまったときも、Galaxy Harajukuを訪れて端末のメンテがてら、フィルムを張り替えてもらうのもいいだろう。自分では気が付かなかった端末の不具合を確認できるかもしれない、いい機会にもなる。