misosil(ミソシル)は5月22日から、SNS分析ツール「Tofu Analytics」のオプションとして、フォロワーを購入し、フォロワー数を水増しするインフルエンサーの不正を検知できる「不正チェック機能」を提供開始した。不正インフルエンサーを起用し、キャンペーンを実施している企業も検知できる。
同社のTwitterとInstagramの分析ノウハウや、AI(ディープラーニング)を応用した不正検知ロジックを活用するもの。
昨今、SNSを活用したインフルエンサー・マーケティングが注目されている。同社によると、マーケティング担当者のリテラシー不足や悪質な代理店の影響で、フォロワー数至上主義的にインフルエンサーを起用したキャンペーンが横行しているという。実態のない海外アカウントやbotなどをフォロワーとして購入し、フォロワー数を水増しする不正インフルエンサーがいるとのこと。
インフルエンサー・マーケティングを実施した企業は想定している効果を得られないだけではなく、一般消費者が騙されかねないとする。企業は事前にインフルエンサーのフォロワーをチェックすれば、未然に不正を防げる可能性が高いので、企業側にも責任があるとした。