日本エイサーは5月22日、法人市場に向けて、米国防総省の定める耐久試験「MIL-STD 810G」に準拠している、11.6型のビジネスノートPC「TMB118G2R-N14P」と「TMB118M-N14P」を発表した。価格はオープン。
両モデルともに、本体をラバー製のバンパーで保護し、内部はハニカム構造で強化。高さ122cmからの落下試験や、49度〜マイナス32度までの耐久性、防滴、耐振動、防塵をクリアしたという。キーボードに水をこぼしても、内部の精密機械が濡れない防滴構造を採用。こぼれた水は内部の溝を通り、底面の孔から排出されるという。最長13時間駆動できるバッテリーを搭載しており、丸一日の会議や出張でも安心とのこと。
TMB118G2R-N14Pは、回転式でタッチ対応のディスプレーを採用しており、指先で直感的に操作ができるという。画面共有に便利とうたうディスプレーモードや、片手で手軽に使えるとするタブレットモードなど、利用シーンに応じて画面を回転させられる。発色性が高く、視野角による色変化が少ないとされるIPSパネルを搭載。保護ガラスにはCorningのGorilla Glass 3を液晶を採用した。ボディーはもちろん、画面の耐久性も強化したとしている。
TMB118M-N14Pのディスプレーは180度まで倒せるため、机上にフラットに置けるという。画面共有に最適とのこと。
スペックは両モデル共通で、Windows 10 Pro 64ビット、Celeron N4000、インテル UHD グラフィックス 600、4GBメモリー、64GB eMMCを採用。インターフェースは、イーサネット(RJ-45)ポート×1、USB 3.0 ポート×1、USB 2.0 ポート×1、ヘッドセット/スピーカー・ジャック×1、HDMI出力ポート(HDCP対応)×1、ACアダプター用DCイン・ジャック×1。TMB118G2R-N14Pはサイズが約幅291×奥行き211×高さ23.30mmで、重量は約1.49kg。TMB118M-N14Pはサイズが約幅291×奥行き211×高さ22.30mmで、重量は約1.46kg。