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自分自身のデータを自分の生活のために有効に利活用

富士通と電通、パーソナルデータを活用した新ライフデザインの実証実験

2019年05月13日 18時00分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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 富士通および電通は5月13日、個人がパーソナルデータを活用したライフデザインの共同検討を開始、実証実験を行なうと発表した。

 パーソナルデータを個人が自由に活用できる「マイデータ・マイライフ」と呼ぶ概念を掲げ、個人に関わる「時間」と「趣向」のデータを活用して個人にあったライフスタイルをデザインするという。

 実証実験として、参加者に自分自身のデータを自分の生活のために活用することを体感してもらうため、参加者が利用許諾した自身のGoogleカレンダーのデータを活用し趣味・趣向のデータをマッチングさせてライフスタイルを提案する。実証実験は8月中、一般参加者およそ200人を予定。

 実証実験に向けてサービスを開発、個人が安心してデータを取り扱うことを可能にする富士通のPDS(Personal Data Store)サービスである「Personium(ペルソニウム)」サービスを基盤とし、電通が提唱する「タイムフィリング(自分の時間をより能動的に埋めていくことで、生活にリズムができ、好奇心や興味が芽生え、新たな出会いが生まれるという考え方)」をもとに富士通が開発したアプリケーションを使用する

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