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柳谷智宣のkintoneマスターへの道 第84回

kintoneで使わなくなったフィールドをごみ箱へお取り置きする方法

2019年05月16日 09時00分更新

文● 柳谷智宣

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グループの混乱を防ぐためアクセス権限を設定

 グループに隠しても開こうとすれば開けるので、ユーザーの混乱を防ぐためにアプリから消してしまいたいということもあるだろう。そんな時は、アクセス権限を設定すればいい。

 アプリの設定から「アクセス権」→「フィールド」を開き、「ごみ箱」フィールドのアクセス権を設定します。まずは、管理者として編集権限を持つユーザーを指定する。組織を選択した場合、下位組織のユーザーにも権限を与えるなら「アクセス権の継承」にもチェックを入れる。そして、「Everyone」の閲覧・編集権限を外す。これで、一般ユーザーにはごみ箱グループが完全に見えなくなる。

フィールドのプルダウンメニューから「ごみ箱」を選択する

管理者アカウントを追加し、「Everyone」の閲覧権限を外す

一般ユーザーからは、ごみ箱グループが見えなくなった

どうしてもアプリから消したい場合

 どうしてもアプリから消したいというのであれば、その前にデータをCSVに出力してファイルとして保存しておく手もある。ただし、この場合はファイルの管理が面倒になるというデメリットがあるので注意が必要だ。

「・・・」メニューから「ファイルに書き出す」をクリックする

不要な項目を削除して、「書き出す」をクリックする

準備ができたらファイルをダウンロードする

ダウンロードしたCSVファイルを開いたところ。このファイルを残しておけば、万一の際もデータを復活させることができる

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