狭額ベゼルでコンパクト化、快適にゲームできるキーボードも魅力
ALIENWAREよりお手頃でもしっかりゲームできるノートPC「Dell G5 15」
2019年05月08日 09時00分更新

「New Dell G5 15」
ゲーミングノートパソコンは、モバイル向けの13.3型よりも、15.6型や17.3型が人気だ。モバイル向けのように携行性考慮による制約が少ない分、スペックに耐える十分な冷却構造や過度の軽量化をしなくてすむ。加えて画面サイズを確保できるといった点が強い。
デルのゲーミングノートパソコンというと、「ALIENWARE」シリーズがスペックだけでなく見た目でインパクトが強く、真っ先にイメージする人も多いと思う。しかし、今回チェックする「New Dell G5 15
」は、ALIENWAREシリーズよりリーズナブルな価格で購入できるのが特徴の「Dell G
」というシリーズのマシンで、大人しい見た目で価格はおさえめながら、ALIENWARE
精神もしっかりと詰まったゲーミングノートパソコンとなっている。
New Dell G5 15は、15.6型(1920×1080ドット、アンチグレア)に属し、ラインナップとしては、New Dell G5 15
とNew Dell G5 15スペシャルエディション
がある。New Dell G5 15
は黒基調の筐体で、スペシャルエディションは白基調となっており、構成については共通している。構成には5つベースパターンがあり、いずれもメモリやストレージ構成は変更できないが、ゲーム向けによくとまった構成であるため、価格から選んでいくといいだろう。なお、今回は、GeForce RTX 2060を搭載したNew Dell G5 15スペシャルエディション
をチェックしている。
狭額ベゼルでコンパクト化された15.6型ゲーミングノートパソコン
しっかり冷却してくれるファンとヒートパイプ
New Dell G5 15のサイズはおよそ幅364.3×奥行き273.4×高さ23.7mm。ゲーミングノートパソコンとしては比較的薄いのだが、重量が約2.68kgのため、いちおう持ち運べる程度だ。またベゼル幅を削ったことで、従来15.6型よりも若干コンパクトになっている。
外観はALIENWAREと比べると大人しいのだが、長時間のゲームプレーを前提にした冷却機能はそのままだ。これは底面から見える2基のファンとヒートパイプの時点でよく分かるだろう。
インターフェースは、豊富だ。New Dell G5 15でだけでなく、外部ディスプレーを用意してのプレーも想定されている。インターフェイスは両側面の背面にあり、どの面にもUSBポートがあるため、自分にとって都合のいい環境を構築しやすくなっている。詳細については下記写真を参考にしてほしい。また有線LANはゲーム向けに開発された「Killer E2500」を採用。遅延を極力削るというもので、すっかりゲーミングパソコンでお馴染みのものだ。
押下感がよくゲームでもしっかり使えるキーボード
パームレストはメタル仕上げになっていて安定感があるほか、キーボードもフルサイズ。たわみもなく、押下感がよく、別途キーボードを用意する必要を感じる人は少ないと思われる。またタッチパッドの精度も実にいい仕上がりだ。FPSといったゲームの場合は出番がないのだが、普段使い用として出番が多くあるだろう。なおゲーミング向けのキーボードは光るのがお約束なのだが、標準の状態ではLEDバックライトは搭載されていない。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | New Dell G5 15 スペシャルエディション(プラチナ・大容量メモリー・SSD+HDD・RTX 2060 搭載 VR) |
CPU | Core i7-8750H(6コア/12スレッド、9MBキャッシュ、最大4.1Ghz) |
グラフィックス | GeForce RTX2060(6GB GDDR6 グラフィックスメモリ) |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 1TB HDD+128GB SSD |
光学ドライブ | ー |
ディスプレー | 15.6型ワイド(1920×1080ドット) |
インターフェース | USB 3.1×3、USB Type-C(Thunderbolt)、HDMI2.0、Mini DisplayPort、有線LAN(1000BASE-T)、ヘッドフォン/マイク、2-in-1 SD/MicroMediaカードスロット |
OS | Windows 10 Home 64bit |