CPUに第8世代Core、GPUにGeForce GTX10/RTX 20シリーズを搭載
6コアCPUとRTX 2060搭載の15.6ノートPCは高スペックのゲームも快適! (1/2)
2019年05月02日 10時00分更新
白を基調にした洗練されたデザインが印象的なゲーミングノートPC「New Dell G5 15 スペシャルエディション」。CPUに第8世代インテルCoreプロセッサー、GPUにGeForce GTX 10/RTX 20シリーズを搭載しており、基本性能の高さも大きな魅力となっている。今回は各種ベンチマークテストを実施して、そのパフォーマンスをチェックしてみた。
高性能な6コアCPUを採用!
ウェブ閲覧や動画編集などの作業も快適
デルの直販サイトでは、New Dell G5 15 スペシャルエディションは構成の違いにより、Core i5-8300Hを搭載した「プレミアム」とCore i7-8750Hを搭載した「プラチナ」の2モデルがラインナップ。そのうちプラチナはグラフィックスやメモリー、ストレージなどの構成が異なるモデルも複数用意されている。主な仕様は次の通りだ。
プラチナモデルの主な仕様 | |
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CPU | Core i7-8750H |
GPU | GeForce GTX 1050Ti/GeForce RTX 2060 |
RAM | 8GB/16GB |
ストレージ | 128GB SSD+1TB HDD/256GB SSD+1TB HDD/512GB SSD |
ディスプレー | 15.6型FHD(1920×1080)/15.6型FHD(1920×1080)※リフレッシュレート144Hz |
今回試したのは、そのうちCPUが第8世代Core i7-8750H(6C/12T、9MBキャッシュ、最大4.1GHz)、GPUがGeForce RTX 2060(6GB GDDR6)、メモリーが16GB(DDR4、2666MHz)、ストレージが128GB SSD(M.2 PCIe NVMe)+1TB HDD(SATA、5400rpm)、ディスプレーが15.6型FHD(1920×1080)という構成の「プラチナ・大容量メモリー・SSD+HDD・RTX 2060 搭載 VR」モデルだ。
6コアのCoffee Lake-H世代のCPUと単体グラフィックスのGeForce RTX 2060が搭載されているが、パフォーマンスはどれくらいあるのだろうか? そこで、ベンチマークソフトで性能をチェックしてみることにした。
まず、Windows 10のシステム評価ツール「WinSAT.exe」では、図のような結果になった。
スコアを見るとプロセッサやメモリが9.3というスコアで、その性能の高さをうかがい知ることができる。
つづいて、PCの総合的なパフォーマンスを見るPCMarkを試してみたところ、図のようにPCMark 8 Home Acceleratedが「4279」、PCMark 10が「5260」という結果になった。PCMark 10のスコアの詳細を見ると、PCの基本性能を示すEssentialsが8627、ビジネスアプリの性能を示すProductivityが7310、クリエイティブ系アプリの性能を示すDigital Content Creationが6264といずれも5000を大きく超える数値になっており、ウェブの閲覧やOffice文書作成はもちろん、写真や動画の編集なども快適にできる性能を持っていることがわかる。
さらに「CINEBENCH R15」を試したところ、CPUのシングルスレッドが164cb、マルチスレッドが1198cbとなった。6コア/12スレッドのハイエンド向けCPUを搭載していることもあってマルチスレッド性能が非常に高い。
次に、ストレージ性能をチェックするため、CrystalDiskMarkを実行してみたところ、次の図のようになった。
NVMeのSSDが搭載されているだけあって、シーケンシャルリードが1600MB/秒前後と非常に高速。セカンダリーストレージのHDDは、シーケンシャルリードが140MB/秒前後と標準的な速度だった。