OPPOは中国・上海で発表会を開催。新ブランド「Reno」シリーズを正式に発表した。Renoシリーズには、MWCで技術面を公表した10倍ズームスマホも用意されている。
今回登場したのは、無印の「Reno」と10倍ズームモデルの2機種。それぞれ6.4型有機ELと6.6型有機ELを搭載するとともに、必要なときだけ斜めにせり上がるインカメラを採用し、画面占有率93.1%という高さが特徴的。
カメラについては前者は48メガ&1/2型のソニー製センサー「IMX586」に、深度測定用の5メガセンサーの組み合わせ。後者はさらにペリスコープ構造のズームレンズを搭載した13メガセンサーを組み合わせることで、10倍ハイブリッドズームを実現する。CPUは前者がSnapdragon 710で、後者がSnapdragon 855。メインメモリーは6GBが標準で、8GBモデルも用意される。OSもAndroid 9ベースのColorOS 6になった。
価格は無印が2999元(約5万円)、10倍ズームモデルが3999元(約6万6000円)から。
今回登場した2機種について、日本投入については何も発表されていないが、オッポジャパンは3月の説明会において、Renoシリーズの国内投入、10倍ハイブリッドズーム機のリリース予定があることを紹介している。