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PCゲームとビジネス用途の両立を実現するノートPC「Aspire 7」レビュー

2019年04月11日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトラショータ

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ストレージはSSD+HDD構成
FFXIVベンチマークの結果も良好

 ストレージには、システムドライブにSerial ATA 6Gbps接続のSSDを256GB搭載。さらに、1TBのHDDも内蔵しているため、ゲームのインストールで容量が足りなくなるということはまったくない。また、ネットワークは1000BASE-T対応の有線LANと、IEEE802.11 ac対応の無線LANの両方を搭載。そのため、自宅にいるときは有線、外出先では無線というように、状況に合わせてネットワークを機能を使い分けることも可能だ。

左側面には、左から順にLANポート、USB 3.1 Gen.1(Type-C)端子、HDMI出力端子、USB 3.0端子、カードリーダーが並ぶ。USB 3.0端子は、電源オフ時でも電力供給が可能となっている

一方の右側面は、電源端子にUSB 2.0端子が2つ、それにヘッドフォン/マイクジャックという構成。マウス操作の邪魔にならないよう、いずれも奥側に配置されている

 ゲームをプレイするうえでサウンドは重要なファクターとなるが、このA715-72G-F76Hでは、サウンドアプリケーションとして「Dolby Audio」を搭載。このDolby Audioにより、映画やゲームというように用途に合わせたプロファイルを適宜選択可能で、ヘッドフォンを接続すればバーチャルサラウンドも使用することができる。

サウンドアプリケーションのDolby Audioが付属

 さて、A715-72G-F76Hがどの程度のパフォーマンスを備えているかは非常に気になるところだが、「3DMark」(Version 2.8.6546)の「Fire Strike」を実行してみたところ、総合スコアーは6697と良好な結果を残した。また、CPU性能がスコアーに大きな影響を与えるPhysics scoreは16084と、A715-72G-F76HはCPU性能も十分に期待できることがこの結果から読み取れる。

 「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」も実行しておこう。今回は解像度を1920×1080ドットに固定し、最高品質と高品質(ノートPC)の2つのプリセットでテストを行っている。すると、A715-72G-F76Hは最高品質でも7716という高いスコアーを発揮。スクウェア・エニックスが示す指標では、スコアー7000以上が最高評価とされており、その指標によれば、A715-72G-F76Hで快適にプレイできることは間違いないだろう。

仕事とゲームの両立を実現するノートPC
外出先でもゲームがプレイできる点は最大の魅力

 A715-72G-F76Hの価格は19万4000円前後。コストパフォーマンスに優れるとまではいかないまでも、可搬性に優れたコンパクトなサイズとゲームがプレイアブルな性能の両立を実現していることを踏まえると、十分お買い得な価格と言えるのではないだろうか。テストを行ったFFXIVのようなMMORPGなどでは、デイリーで消化するクエストなどが用意されており、出張などの外出先でもそれらを消化したいと考えるプレイヤーは少なくない。そういったユーザーに、仕事とゲームの両立が可能なA715-72G-F76Hは、ぜひオススメしたいノートPCである。

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