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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」第294回

大幅進化したFirefoxの機能拡張7選

2019年03月23日 12時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII編集部

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Chromeに移行してしまった人にも教えたい
Firefoxの7つの機能拡張

 FirefoxはMozillaが開発しているフリーのブラウザーだ。高機能・高性能なうえ、拡張機能も多数公開されており、ネットのヘビーユーザーに人気だった。その後、Google Chromeの躍進によりシェアを減らしてしまい、今では4.5%程度になっている。しかし、2017年にフルリニューアルし、最新のFirefoxはちょっとすごいことになっている。今回は、そんなFirefoxと最新版で利用できるオススメ拡張機能を紹介しよう。

最新のFirefox、なかなか凄い

Firefoxは2017にリブートして
性能が劇的に向上していた

 2019年3月15日、マイクロソフトはWindows 10の次のバージョンアップで「Windows Defender Application Guard」機能を搭載することを発表した。企業ユーザーを対象としたセキュリティー機能の一つで、従来はEdgeブラウザーでアクセスするウェブサイトからシステムを守ることができる。次のバージョンで、Edge以外のブラウザーをサポートすることになったのだが、その対象がGoogle ChromeとFirefoxだったのだ。

 10年前はブラウザーシェアでは標準のInternet Explorerがトップで、次点がFirefoxだった。シェアは30%を超え、筆者も数え切れないくらいの記事を書いた。しかし、当時2~3%しかなかったChromeが大躍進。2011年に追い抜かれ、現在ではFirefoxのシェアは5%を切っている。

Chromeがシェアを伸ばし、Firefoxは低迷

 もう終わりかな、という雰囲気もあったのだが、2017年にFirefoxは生まれ変わった。75%のコードを書き直し、劇的に性能を向上させたのだ。スクリーンショット機能を搭載したり、後で読むサービスのPocketに対応するなど、従来であれば拡張機能が必要だったことが標準でできるようになっている。ウェブ上でユーザーをトラッキングできないようにするDNT機能も搭載しているのも心強い。

 しかし、安全性を高めるためにWebExtensions APIを採用したため、従来の拡張機能の中には利用できなくなるものも出た。とはいえ、それだけの理由があるのだから仕方がない。古い拡張機能を使える派生ブラウザーもあるのだが、開発が終わっている拡張機能を使い続けるのもリスクがあるので、最新版を利用した方がよいだろう。今回は、この最新版でも動作する拡張機能を紹介する。

Firefoxのウェブサイトからファイルをダウンロード。最新版は65.02(3月19日現在)ウェブページ全体のスクリーンショットも標準で撮れる
メニューの「アドオン」を開き、「アドオンをもっと見る」をクリックする

Firefoxの注目機能拡張その1
副業している起業家や正体を隠匿しているゲーマーに便利な「コンテナ」

 まずは、Mozilla公式の拡張機能で、かつ超絶便利な「Containers」を紹介しよう。今は様々なウェブサービスを同時にいくつも利用するのが当たり前になってきた。さらに、サービスによっては複数のアカウントを使っていることもあるだろう。タブで表示するウェブページを切り替えるのは簡単だが、アカウントを変えるには再ログインが必要になる。この悩みを解決してくれるのが「Containers」。タブごとに異なるアカウントでログインした状態を維持してくれる拡張機能だ。

Firefox Multi-Account Containers
作者:Mozilla
価格:無料

Firefoxのアドオンストアサイトから検索する「+Firefoxへ追加」をクリックする
確認ダイアログでアクセス権などを確認し、「追加」をクリックする

 「Containers」のアイコンをクリックすると、初期設定で「個人」「仕事」「銀行取引」「ショッピング」といった項目が用意されている。例えば「個人」をクリックすると新規タブが開くのだが、その下に青いラインが入っている。「仕事」をクリックすれば黄色いラインの入ったタブが開くのだが、同じ色のタブごとに設定がグループ化されるのだ。つまり、同じサービスのウェブサービスにログインしても、色が違うタブであれば勝手にログアウトされたりしないのだ。

 筆者のように、複数の仕事を掛け持ちしている場合、Gmailアカウントやビジネスチャット、クラウドストレージなどを使い分けるのにとても便利。情報の見逃しも減るので、副業ユーザーにはオススメ。同じように、プライベートと仕事で使い分けたいときにも使える。

 検索履歴を取得・再利用されたくないとか、匿名で書き込みたいなど、正体を隠匿したい場合にも役立つ。「個人」コンテナで普段使いのサービスにログインし、「隠匿」コンテナでは一切どこにもログインしないで利用するのだ。そうすれば、情報が漏洩しないので、匿名性が高まるというわけだ。

ツールバーに追加された「Containers」のアイコンをクリックし、「個人」をクリック個人用のFacebookやGmailにログインしたところ。URLの右側にコンテナ名が表示されている。続いて、「仕事」をクリックする
仕事用の異なるGmailアカウントでログインし、シームレスに切り替えて利用できるようになった
「Containers」メニューの「+」をクリックすると、コンテナを追加できる

Firefoxの注目機能拡張その2
やりすぎ広告を除去してくれる「Adblock Plus」

 無料でウェブを利用するなら広告が表示されるのは当たり前。とは言え、コンテンツを見るのに邪魔なほど表示されるのはなんとかしたいところ。そんな時は、この拡張機能を利用すれば、自動的に広告を抑制してくれる。ポップアップが必要な場合は、ワンクリックで一時的に無効にできる。

Adblock Plus
作者:Adblock Plus
価格:無料

ポップアップ広告などをシャットアウトしてくれる控えめな広告を許可したり、細かい設定が可能

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