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FF14&FF15ベンチマークでもスコア良好

話題のバトルロイヤルゲームにもオススメな4万円台Palit製RTX 2060

2019年03月14日 07時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●八尋/ASCII

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「Palit GeForce RTX 2060 StormX OC」

 サードウェーブのウェブ通販サイト「ドスパラ」で販売中の「Palit GeForce RTX 2060 StormX OC」は、GeForce RTX 2060を採用しながら、4万2930円からとリーズナブルな価格で購入できるのが特徴のビデオカードだ。前回は、外観をチェックした。ボード長はおよそ168mmと短く、コンパクトなケースでも搭載できる点が魅力的。またシングルファン、電源補助8ピン×1と熱についても控えめである。では、実際のベンチマークはどうなのだろうか。1世代前でいえば、GeForce GTX 1060に該当し、エントリーラインに属する。性能向上を考えると十分という判断は間違いないが、もちろん限界はあるため、本稿の結果を参考に、よく遊ぶゲームから逆算して検討してほしい。

FF14&FF15ベンチマークでもスコア良好で話題のバトルロイヤルゲーム向けにもオススメできる性能、ただし4Kでの快適プレーは厳しめ

 ベンチマークは、3DMark v2.8.6446、ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク、FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク version 1.2を使用した。なおドライバーのバージョンは、419.17。

 3DMarkは定番のベンチマークであり、ヘヴィーなタイトルでの目安になる。これはFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク version 1.2も同様になるほか、DSLLのテストも兼ねている。ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーターベンチマークは、よくある負荷のゲームタイトル向けのテストとして採用した。同ベンチマークでのスコアが良好であれば、バトルロイヤルゲームといった人気ジャンルでの動作も期待できる。

3DMARK Time Spy

Time Spy Extreme

Fire Strike

Fire Strike Extreme

Fire Strike Ultra

Rort Royalは、リアルタイムレートレーシング性能をチェックする新しいベンチマーク

 ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーター ベンチマークのスコアは、最高品質に設定した状態でも「非常に快適」という結果になった。フレームレートも安定しており、バトルロイヤルゲームだけというのであれば、本製品で十分。ただこれも最高設定ではフレームレートが安定しない可能性があるため、最高設定を試してからいくつか設定を下げるといいだろう。

ファイナルファンタジーXIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク。最高品質/腐1920×1080ドット/フルスクリーン

 FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク version 1.2の結果は、高品質で計測して「快適」となった。多くのタイトルでグラフィック重視の設定でも遊べるが、フレームレートの安定を求めるのであれば設定を変更して遊ぶといいだろう。また4Kにした場合はスコア低下が目立ち、若干力不足である。4Kでもフレームレートを気にせず快適に遊びたい場合は、上位モデルを選ぶべきだろう。

高品質/1920×1080ドット/フルスクリーン

高品質/3840×2160ドット/フルスクリーン

上記の設定のまま、DLSSをオンにしたもの。スコアの改善があるものの、フレームレートを気にせず快適に遊ぶのは厳しそうだ

試用機の主なスペック
製品名 Palit NE62060S18J9-161F (GeForce RTX2060 6GB StormX OC)
チップ GeForce RTX 2060
接続 PCI Express 3.0x16
メモリー容量 6GB GDDR6
コアクロック 1365MHz(ベースクロック)/1725MHz(ブーストクロック)
メモリースピード 14Gbps
ディスプレー出力 Dual-Link DVI-D端子、HDMI 2.0b端子、DisplayPort 1.4
冷却 空冷ファン、2スロット占有
補助電源の有無 8ピン×1
サイズ およそ幅168×奥行122×高さ40mm

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