IDC Japanは3月12日、「2018年第4四半期(10月~12月)のウェアラブルデバイスの世界および国内における出荷台数」を発表した。
IDCが発行するWorldwide Quarterly Wearable Device Trackerのデータに基づくと、2018年第4四半期の世界のウェアラブルデバイス出荷台数は、前年同期比31.4%増。とくに2018年はクリスマス商戦期に合わせて新製品が発売(またはスマホにバンドルされる形で市場投入)されたことが大きな伸びとなったとしている。
とくにIDCでは、アップルの「AirPod」のような音声アシスタントを呼び出すタイプの「耳装着型デバイス」に注目。2018年の間に市場の1/4を占めるほどに増加しており、今後とも市場の拡大を予測している。
スマートウォッチに関しては、第4四半期で2018年のウェアラブル端末出荷全体の29.8%、前年比54.3%という大きな成長となっており、そのほぼ半分をアップル製品が占める。日本市場においても前年同期比25.5%増で、やはりアップルウォッチの新製品投入が大きな割合(シェア64.5%)を占めている。