マイナンバーへの対応も予定、認証端末としても利用可能
1台でQRコードと電子マネー決済に対応する決済端末「ThincaBridge NFC」
2019年02月19日 17時45分更新
トッパン・フォームズのグループ企業TFペイメントサービス(TFPS)は2月19日、1台でQR コード決済と電子マネー決済に対応する新たなキャッシュレス決済端末「ThincaBridge NFC」を発表。今夏に発売する。
POSレジやPCに接続して利用することでTFPSが提供するクラウド型決済プラットフォーム「Thincacloud」が対応する各種ブランドでのQRコード決済と電子マネー決済が可能。それぞれの決済端末の導入に比べて導入コスト削減やレジ周りの端末の集約できるとしている。
QRコード決済については製品に搭載された液晶画面とカメラを用い、消費者がスマホに表示させたQRコードをカメラで読み取る「消費者提示型(コード支払い)」と、液晶画面に表示したQRコードを消費者がスマホアプリで読み取る「店舗提示型(読み取り支払い)」の両方に対応する。
さらに、マイナンバー制度における「マイナンバーカード(個人番号カード)」への対応も予定しており、決済に加えて認証もできるマルチファンクションペイメントリーダー・ライターとして利用できるという。
POS機器やPCとはUSBで接続し、USB電源で動作する。本体サイズはおよそ幅76.1×奥行き91.8×高さ29.7mm。