オンライン動画配信サービス「Hulu」を運営するHJホールディングスと一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟は2月14日、ケーブルテレビ業界の共通ID連携基盤「ケーブルIDプラットフォーム」を利用した取り組みを開始すると発表した。
今回の取り組みは、全国のケーブルテレビ局のうち、ケーブルIDプラットフォームに対応済みの局からHuluを3月15日から順次販売するというもの。ケーブルテレビの利用者がHuluに入会する場合、Huluの新規入会手続きが容易になるほか、月額料金をケーブルテレビの料金とまとめて支払うことができるという。
ケーブルIDプラットフォームはケーブルテレビ各社が管理する顧客ID(個社ID)を業界共通のIDとして管理するプラットフォームで、2017年7月からスタートしている。ケーブルIDプラットフォームを通して業界各社が連携することで、業界外部のサービス事業者との連携が早期に可能となり、さまざまなサービスを提供できるようになるという。