RyzenゲーミングPC“松竹梅”、第一弾はAPUでお手頃価格の【梅】編
ゲームも遊べるRyzen Gで組むパーツ構成6万円アンダーPC
2019年01月30日 11時00分更新
文● 藤田 忠
コスパ優秀なパーツで構成
「Ryzen 5 2400G」のほかに必要となるマザーボードやメモリー、SSD、PCケース、電源ユニットはいずれもコスパ重視でチョイスしている。
マザーボードはメインストリームチップセットの「AMD B450」を採用するSocket AM4マザーボードの最安価格帯となるASRock「B450M Pro4」だ。Micro ATX規格のエントリーマザーボードだが、同社の高品質コンポーネントとともに9フェーズのデジタル電源回路を搭載するほか、M.2スロットやUSB 3.1 Gen2対応のUSB Type-Cポート、RGB LEDヘッダーピンなど、8000円前後の価格とは思えないスペック、機能が備わっている。
ASRock「B450M Pro4」。Micro ATX規格のローエンドマザーボードだ
9フェーズのデジタル電源回路を搭載。MOSFET熱対策として、ヒートシンクも装備している
PCIe3.0×4接続サポートの「Ultra M.2」スロットを装備。高速なM.2 SSDを利用できる
出力インターフェースはHDMI、DVI-Dを備える。また、USBポートはUSB3.1 Gen2対応のType-AとCポートなど、計8ポート装備だ
そのほか、パフォーマンスに影響するメモリーとストレージにもこだわり。メモリーは1万2000円前後と安いだけでなく、CASレイテンシーがCL16-18-18と高速かつSocket AM4環境で安定動作するEssencore製DDR4-2666 8GB×2セット「IM48GU88N26-GIIHA2」。ストレージは当然、SSDで日常操作をはじめ、PC全体の操作性向上だ。容量は各種アプリにゲーム、写真、動画を保存できる480GBを選んだ。
DDR4-2666動作をサポートするEssencore製メモリー「IM48GU88N26-GIIHA2」。8GB×2の16GBで、編集系作業や複数タブを開いたブラウジングも余裕だ
メモリーと同じく、Essencore製となるKLeVVブランドの「NEO N500 480GB(D480GAA-N500)」だ
格安系SSDの「NEO N500」。NCQやTRIMといった基本的な機能を搭載している
SATA3(6Gbps)の限界に近いパフォーマンスを発揮しており、読み出し速度は500MB/secオーバーを記録だ