ヴェルトは1月21日、シチズン時計と資本業務提携を結んだことを発表。IoT分野およびモバイルアプリケーションにおける新サービスの開発・販売・運営およびコネクテッドウォッチの製造・販売が目的とのこと。
シチズンのIotプラットフォーム開発
シチズン時計が2019年夏に提供開始を予定しているサービス「Riiiver」の一部企画と開発・運営全般をヴェルトが担当。Riiiverは腕時計をはじめ、さまざまなデバイスを基点にしながら、ヒト・モノ・コトをつなぐ、「時」の体験を提供する。ユーザーは、Riiiverを通じて、さまざまなIoT機器やサービスを自分のライフスタイルに合わせてつなぐことで、自分たちだけの新しい「時(=ライフスタイル)」を作り上げることが可能になるという。
新コネクテッドウォッチ「VELDT LUXTURE(ヴェルト・ラクスチュア)」の製造・販売
ヴェルトが2019年度中に発売を予定しているコネクテッドウォッチ「VELDT LUXTURE」製造・販売の一部をシチズン時計が担当する。盤面にデジタルデータが表示される従来のスマートウォッチとは一線を画し、三針モデルのハイエンドなアナログ時計のデザイン。文字盤は、暖炉の炎や木漏れ日のような自然光から着想を得た間接照明型の「VELDT FLARE(ヴェルト・フレア)」によって光り、通知や次の予定、気象情報などを美しく表示するという。VELDT LUXTUREはRiiiverに完全対応の予定。
3月10日より米国オースティンで開催の、世界最大級の音楽・映画・インタラクティブの祭典「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」に出展予定。