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Windows Info 第155回

次期Windows 10では領域確保でストレージ32GB機でも確実にアップデート

2019年01月13日 10時00分更新

文● 塩田紳二 編集● ASCII編集部

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結局のところ予約済み記憶域はムダなのか? 

 年2回の機能アップデートを提供し、その時期の延期ができないHomeエディションなどがあることを考えると、空き容量を確保し、機能アップデートが失敗しないようにするのは必要なことだろう。

 実際、筆者の手元にあるストレージ容量が32GBのPCは機能アップデートで毎回何らかのエラーが発生する(しかもすべてHomeエディションである)。そしてそのたびに、トラブルシューティング(「設定」→「更新とセキュリティ」→「トラブルシューティング」→「Windows Update」)や、手作業によるストレージセンス動作などを必要とし、数回はアップデートのインストールを繰り返す。

 もし、これがすんなりとインストールできるようになるのであれば、ストレージの一定量を確保することはやむを得ないと考える。ユーザーファイルに関しては、たとえばメモリカードスロットを使って拡張は可能なのであり、まったく対策がないわけではないからだ。

 現在では、32GBストレージのマシンでは、機能アップデート時に容量が足りなくなり、外部ドライブの利用を要求される。7~8インチ程度のAtomプロセッサを使ったWindowsタブレットなどでは、1つしかないmicroUSBコネクタが充電兼用で、同時には充電か外部デバイス接続のどちらかしかできない。こうしたマシンでは、アップデート作業は長時間におよぶため、できれば充電したまま実施したいが、USBメモリを接続してしまうと充電ができないというジレンマに陥る。予約済み記憶域は、単純にユーザーファイルの保存先として利用できず、無駄だという議論ではないことに注意したい。

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