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試合観戦というスポーツビジネスの核の価値を高める目論み

J SPORTS、スポーツ日程アプリに出資

2019年01月11日 20時25分更新

文● 南木義隆

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 ジェイスポーツは1月10日、スポーツ日程アプリ「スポカレ」を運営するスポカレに出資すると発表。

スポカレの実際の画面

 スポカレはさまざまなスポーツに関する大会や試合などの日程、放送・配信の日程、チケット販売といったイベント情報をカレンダー形式で横断的に知ることができるアプリ。これまでの現地観戦やテレビ中継にくわえて、スポナビライブ、DAZN、AbemaTVなどネット配信サービスの登場、パブリックビューイング、グループビューイングに参加するのが一般化するなど、スポーツ観戦視聴スタイル多様化のニーズにこたえた。

 ジェイスポーツは、スポーツの成長産業化が国の成長戦略に掲げられるなどの背景を経て、スポーツ市場の成長・拡大にはスポーツビジネスの源泉である試合・大会の価値を高めると同時に、ライブ観戦人口を増やしていくことが求められるとする。

 スポカレが普及し、多くのスポーツファンに知る機会を提供できることで、コンテンツの価値向上、自社の放送・配信事業のみならず広く業界の発展に繋がる、というコンセプトに賛同し、今回の出資に踏み切った形だ。

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