11月末にサイバーセキュリティ小説コンテストの最終選考会が開催された。
サイバーセキュリティ小説コンテストは、特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)と、小説投稿サイトのカクヨムが組んで、名前のとおりサイバーセキュリティをテーマにした小説を募集するもの。
2018年3月31日から募集を始め、8月31日に締め切り。応募総数は284作品にのぼり、中間選考を経て最終選考6作品が候補に選ばれた。
最終選考の候補作品
・『電子の海のaLiCE』 村雲唯円
・『呼吸する町』 mono-di-tri=テトラ
・『ケルムの電子海は、今日も空が青い。』 翡翠しおん
・『ハクスタジア』 半藤一夜
・『目つきの悪い女が眼鏡をかけたら美少女だった件』 noisy
・『電脳剣客カプリッチオ』 HerBert
結果はカクヨムで発表されたとおり、『目つきの悪い女が眼鏡をかけたら美少女だった件』が大賞に決定。マイクロソフト賞は『ハクスタジア』、サイボウズ賞は『電脳剣客カプリッチオ』、日立システムズ賞には『電子の海のaLiCE』が受賞した。
最終選考会はKADOKAWAの社内で実施。選考委員は内閣サイバーセキュリティセンターの文月 涼氏らが務めた。ここでは最終選考の様子をレポートしていく。