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T教授の「戦略的衝動買い」 第510回

2019年カレンダーをT教授が独断と偏見でチョイス

2018年12月05日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●南田/ASCII編集部

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メモとカレンダーを兼ねる
「ななめもーる 2019年」

 次にご紹介するカレンダーは、「ななめもーる 2019年」と名付けられたメモ機能と年間カレンダー機能を特殊なイメージでハイブリッドした変わりダネだ。イメージ的には、同サイズのたくさんの紙を重ね合わせたスタックメモのイメージだ。

美術館内のショップなどで比較的よく見かけるメモスタック(左)と構造的には同じ「ななめもーる 2019年」

美術館内のショップなどで比較的よく見かけるメモスタック(左)と構造的には同じ「ななめもーる 2019年」

 ななめもーる 2019年の底面のメモサイズは150mm(幅)×108mm(奥行)、最上段のメモサイズが150mm(幅)x68mm(奥行)となっている。よく見ると、最下段のメモサイズと最上段のメモサイズに奥行で40mmの差があることがわかる。

 年間のカレンダーは、半年ぶんが上下2段にメモスタックの前面の傾斜部分に印刷されているので、どんどんメモを使って引きちぎっていくと、カレンダーが上から下にどんどん削られて薄くなっていく構造だ。しかし、削られて減ったカレンダーの無くなった部分は、つねにその時のメモ用紙の表面に表示されるというおもしろい構造だ。

下に行くほど大きなサイズになるメモをスタックした「ななめもーる 2019年」。カレンダーは前面の傾斜部分に印刷されている。ペンスタンドになる穴も空いている

下に行くほど大きなサイズになるメモをスタックした「ななめもーる 2019年」。カレンダーは前面の傾斜部分に印刷されている。ペンスタンドになる穴も空いている

 ペンを挿す穴は前面の底辺側が迫り出す傾斜とは逆に、斜め奥に傾いて挿す形状になっている。どんどんメモを使ってめくっていくと、ペン穴はどんどんメモ用紙の奥に移動していく。メモ用紙は使って引きちぎってどんどん下に向かうほどメモ用紙全体の面積は大きくなっていくが、カレンダー表示のエリアもどんどん増えてゆくので、実際のメモとしての筆記有効面積は、つねに最上段のメモとまったく同じ150mm(幅)x68mm(奥行)なのだ。

メモスタックのどこをめくってみても、同じようにカレンダーはまったく遜色なく1年間(半年の2段)を見ることができる

メモスタックのどこをめくってみても、同じようにカレンダーはまったく遜色なく1年間(半年の2段)を見ることができる

こだわって白いぺんてるサインペンとHOOTERSのダックで周りを固めたい

こだわって白いぺんてるサインペンとHOOTERSのダックで周りを固めたい

 ななめもーるには色違いのカレンダーやノート、メモ用紙などもラインアップされている。いずれもカレンダー機能は同じ仕組みで組み込まれている楽しいアイテムだ。

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