いずれにしても、テレワークなど本格的なビジネス利用を想定するのであれば、パソコンを使ったウェブ会議を導入するのが適していそうだ。そのためには、LTEなどで常時接続可能な環境や、外出先でも使いやすい軽量性や性能といった条件が求められる点は言うまでもない。
モバイルワークと連携した時短や生産性の向上という観点でもリモート会議は役立つ。外回りが多い営業マンの時間効率を考えた場合、出先から会議のためだけに会社に戻り、また別の会社に赴くというのは非効率だし、移動のためのコストがかかり、体力も消費する。必要のないことで疲れてしまっては、生産性の向上という観点でも有効ではない。
会議となれば、多忙な参加者の都合を揃える調整も大変だ。会議日程が後ろ倒しになった結果、意志決定が遅れ、ビジネスチャンスを逃すということがあってはならない。
ウェブ会議、そしてIT導入はこうした課題にも応えてくれるだろう。
働き方改革では、ムダな会議を減らす一方で、重要な会議はより効率よく濃密なものにする必要がある。一方でビジネス面では、組織に対してより早い判断が求められている。そのためにウェブ会議は必須のサービスであり、電話と同じぐらい重要なビジネスインフラと言えるだろう。
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