パソコンを静音化するには、騒音源となるCPUやビデオカードの騒音をいかに抑えるかがカギとなる。手っ取り早いのが、CPUにそもそも発熱が少ない低速なモデルを選んだうえ、内蔵のグラフィック機能を使うこと。これならビデオカードが非搭載になるため騒音源が減らせるし、CPUも熱くならないのでCPUクーラーのファンも低回転にできるからだ。
ただし、パソコンの性能は大きく低下する。いくら静かだといっても性能が低ければ待ち時間が長くなり、ソフトの起動で待つ、ボタンを押してからウィンドウが表示されるまで待つ、処理が終わるまで待つ、ファイル保存で待つ……といったように、パソコンを使っているのか待っているのか分からなくなる。
こういった悩みを解決してくれるのが、静音仕様ながらも高い性能をもつ「Silent-Master Pro Z390-Mini」(関連記事)だ。この静音パソコンがどのくらいの実力なのか、実際にベンチマークソフトを使ってチェックしてみよう。
主なスペック | |
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CPU | Core i5-9600K(3.70GHz、6コア/6スレッド) |
CPUクーラー | NH-U12S(Noctua) |
マザーボード | Z390チップセット(ASRock Z390M Pro4) |
メモリー | 4GB DDR4-2666 |
ストレージ | 500GB SSD(Crucial CT500MX500SSD1) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ(ASUS DRW-24D5MT) |
ビデオカード | GeForce GTX1050 Ti 4GB(ROG STRIX-GTX1050TI-O4G-GAMING) |
PCケース | Antec P5+前面ファン(Noctua NF-A14 ULN 800rpm)+背面ファン(Noctua NF-S12A FLX 1200rpm) |
電源ユニット | 550W、80PLUS GOLD(Fractal Design Edison M 550W) |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
金額 | 15万5990円 |