色の正確さはプロモニター並み
各所にこだわった究極のコアガジェット
絵作りの部分では、一般的な写真や動画など(SDR)は、従来の発色制御にほどよくOLEDらしい鮮やかさを加えた「AQUOSファンも納得できる画質」に仕上げたという。OLEDでは蛍光っぽい軽い色になりがちなので、そこは注意したとのことだ。HDRムービーに関しては、映像の制作側が輝度や広色域に対応して映像を制作しメタ情報も埋め込んでいるので、それをとにかく忠実に再現できるようセッティングしたという。「色の正確さについてはプロモニター並みと言われるレベル」を実現したとのことだ。
画質以外の面でも、曲面ディスプレーだが正確にタッチ操作を反映できる感度を実現。独自に開発したタッチを連打する機械でテストしても、他社スマホと比べてタッチ操作に対する反応の抜けがなく快適に操作できるという。音質に関してはステレオスピーカー搭載に加えて、Dolby ATMOSにも対応。非対応コンテンツでもサラウンド感が効いた立体的な音を楽しめる。
「OLEDの画質はもちろん、スマホとしての実用性や使い勝手も注目してもらえれば」と開発者が語るAQUOS zero。その高性能かつ圧倒的な軽さは、実際に手に取とれば確実に物欲を刺激される魅力をもっている。発売はソフトバンクから12月上旬以降となるが、最近のスマホがどれも重たいと感じているユーザーは要注目だ。