レギュラー対応も万全
「わしはグワテマラが好きやねん」とか「もうちょい焙煎は深めでないと」、そのほかうるさい人のために、レギュラーコーヒーにも対応する。カフェポッドとは別に、専用ホルダーとメッシュフィルターが用意されているので、ホルダーを差し替えるだけだ。
ちなみにレギュラーコーヒー自体も部品として用意されていて、型番はA-61276。2015年に発売されたレギュラー専用の「CM500DZ」に合わせて発売されたもので、このパッケージもまたモデルを起用したフルカラーだ。
各自、好き勝手にコーヒーの粉を入れると良いのだが、量だけには気をつけたい。フィルターに詰めるコーヒーの量は給水ハッチ裏にあるスプーンで測るが、すり切り一杯6.5g。対する水の分量は、カフェポッドよりもちょっと多い160mlに設定されている。
レギュラー用ホルダーのフタには、お湯を均一に分散させるための穴や溝がいつくも設けられている。抽出時に注ぐお湯の温度も含めて、このあたりは入念に研究されているはずだ。
さて、なぜコーヒーの量に気をつけなければならないかというと、抽出後はコーヒーの粉はこれくらい膨らんでしまうから。凹面になったホルダーのフタを閉めると、もうパンパンの状態である。だから規定量以上入れるのは、ちょっと厳しい。